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高野秀行 / 集英社文庫 (26件のレビュー)
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sugarpf
弟の結婚式に参加するために異国の僻地から頑張って帰るとこ面白い! 長らく日本語を喋ってないのと田舎生活に順応したせいで、新幹線の速さにビビったり日本語の受け答えが出来ず囲まれた親戚たちに怯えたりする。… そこまでして冒険する作者に、大いにドン引きしながらも読み進めてしまう。 後半の「エンタメ・ノンフィクション」というジャンルを提案する部分には分かりみしかない。続きを読む
投稿日:2022.12.13
minbook
アジア、特にミャンマーを中心にしたエッセイと対談、及びブックガイドを集めた本です。なかでもブックガイドはどれをとっても読んでみたいと気になる本ばかりで、世の中ノンフィクションの本は数あれど、カタいだけ…ではない”エンタメ・ノンフィクション”を見つけ出すためには本書のブックガイドは最適かと。続きを読む
投稿日:2022.02.15
hana
対談が1/4、高野氏が勧める本の話が1/3で、いつものような高野氏の面白い辺境話を期待しているだけがっかりする。
投稿日:2020.08.23
yy10
2020年4月25日読了。 ●P44 ナガ山地の話し ●P64〜 ヤマアラシとコタケネヅミを食した話 ●P68 ゾウの群れの移動の不思議な話 ●P74 伝統服ロンジーの話 ●…P80 ミャンマーのお酒の話 ●P82〜 ミャンマーのルビーとヒスイの話 ●P110〜 「ショー」より「幕間」を…の話 ●角田光代 →多分小説は一生自分の枠を超えられないから、 その枠と戦いながら書いていくんでしょう ●P125〜 ゾウ語の研究の話 ●P138 中国雲南省の「三ズー料理」の話 ●P160 皮をなめす話 ●P169〜 タイ人の“暦”の話 ●P172 インドのヒンディー語に「雨」を使う話 ●P218 ゴールデントライアングルの話 ●P234 漂海民バジャウの話続きを読む
投稿日:2020.04.25
道標
辺境作家・高野秀行さんのエッセイ集。 まとまったテーマで一冊というわけではないので、どうしても話が短いけれど、そのどれもが面白い。 あまり好きではない対談の掲載も楽しめた。 加えて、後半に掲載されてい…るブックガイドも期待できるあらすじが列記されていた。 惜しむらくは、元本とタイトルが変わっていること。微妙に内容が違うそうだけど、それでもせめて裏表紙には書いといてほしい。続きを読む
投稿日:2019.09.06
ありんこゆういち
僕の1990年代と2000年代は野田知佑氏と供にありました。どれが名作とかではなく存在が自分にとって重要な人物でした。2010年代は野田知佑氏も老境に差し掛かりあまり書籍が出なくて寂しい思いをしており…ました。誰か心しびれさせてくれる冒険野郎は居ないものだろうかと思っていたら、知らないうちに完全に心を鷲掴みされた人物。それこそが高野秀行氏です。 かなりの冊数を読んだので大分残り少なくなってきて寂しくなってきましたが、まだ50才とお若いのであと20年は頑張って頂けるのではないかと期待しています。 いつもいつも思いもよらないテーマで面白おかしく書きつつも、意外と学術的価値もあったりと油断のならない作家です。本作はいろいろな本からちょっとづつ裏話を抽出したり、対談や書評を収録したりとある意味残り物雑炊のような代物では有るのですが、これがまたいい味出していて高野本ファンには美味しい箸休め的な本です。僕的には書評でたくさんの面白本を紹介してくれているので、こちらも追っかけてみようかと思っております。続きを読む
投稿日:2017.11.20
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