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田中啓文 / 集英社文庫 (13件のレビュー)
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総合評価:
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やんばる
このレビューはネタバレを含みます
我儘鍋奉行2作目、今回も子供っぽいメタボ老人、食い放題で楽しい。 傍若無人なのに何故か憎めない。逆に苦労をかけているのさえも面白く感じてしまう。 表題通りタコの出現や、突然の宇宙人登場など時代物らしくないけどもミステリー仕立てでサクサク読めた。 料理についても豆知識的に解説が最後についているのもありがたい。
投稿日:2023.09.23
Kazuko Ohta
メタボのお奉行様が活躍する、大阪を舞台にした時代小説の第2弾。いやもう楽しいのなんのって。電車の中で読んだらブフッとふきだし、とても怪しいひとになってしまいました(笑)。 第2弾の本作に収録されてい…るのは4編。のっぺらぼうが出現するとの噂が飛び交う『風邪うどん』。小銭ばかりを狙う強盗に立ち向かう『地獄で豆腐』。道頓堀に現れた大蛸に皆が驚く『蛸芝居』。オランダ商館長が連れてきた虎が逃げる『長崎の敵を大坂で討つ』。これらが主に大坂西町奉行所の上町廻りの同心・村越勇太郎の目線で描かれます。さまざまな謎を解明して見せるのが食いしん坊の奉行・大邉久右衛門。 時代小説でありながら、食欲をそそられることまちがいなしのグルメ小説、なおかつミステリー。着物についた出汁のにおいから犯人を当てたりして。そして最後はホロリとさせられる人情小説。天満天神繁昌亭にも顔を出しているらしい著者ですから、ものすごく楽しいです。きつねうどんやたこやきなどの豆知識まで得ることができて、幸せな読了感。ごちそうさまでしたと言いたくなります。続きを読む
投稿日:2017.04.28
tokutaro
20170317 シリーズとして安定してきた。個人的には話が少し長すぎるような気がする。それでも読めるので良いのだが。
投稿日:2017.03.17
tamako
鍋奉行シリーズ第2弾。 前作は思ったより普通の時代小説と思ったが、シリーズに慣れてきたのか今回は著者がのびのびと書いているような感じを受けた。最終話は時代小説の枠をはみ出しているが、それでいて時代考証…や料理の蘊蓄はまじめだったりして面白い。 破天荒なお奉行もパワーアップ。だし汁をなめただけで分析したり、長崎のカピタン一行にかこつけて洋食を食べまくったり。キャラが立ってるからドラマ化したら面白そう。続きを読む
投稿日:2016.06.29
saputa
1.風邪うどん 父柔太郎が捕まえた盗人の息子が勇太郎を襲う。きつねうどん誕生。 2.地獄で豆腐 女房に追い出された豆腐やを勇太郎が奉行所で働かせるが・・・ 勇太郎豆腐を切る。 3.蛸芝居 大阪に…大蛸の化け物が・・・ たこ焼き誕生。 4.長崎の敵を大阪で討つ 紅毛人と宇宙人の子供と白い虎。 固形チョコレート誕生。 蛸芝居で業突屋のおトキさんが幸せになって良かった良かった!続きを読む
投稿日:2015.11.07
りぶれ
最近好きなシリーズです。この方の他の本はどうなんだろう。ちょっと読んでみたいです。相変わらず大食いのお奉行様。美味しくないと怒鳴って、打ち首じゃー!!とか叫んで、ゴネて・・・。部下の同心も仕えている人…も大変。なのに、皆お奉行様が大好きな理由は私も良くわかります。ココって時に激しく鋭い指摘をして一気に事件を解決に持って行くという。出汁の味で犯人当てるとか面白すぎました♪綾音さんと小糸さんのライバル対決も楽しみ。勇太郎が割と危ない目に遭う作品でした。美味しいおうどん食べに行きたいなー。続きを読む
投稿日:2015.02.23
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