【感想】我、弁明せず

江上剛 / PHP文芸文庫
(9件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • rdstaka22

    rdstaka22

    池田成彬が三井財閥でバンカーとしての活躍。この時代は大胆で豪快さが特に目立つ。凄い人だったんだなと思った。

    投稿日:2021.03.31

  • tom555

    tom555

    池田成彬という人を知らなかったけれど、明治の人は本当にすごい。お金、地位、名誉でなく信念で動く。決めたら悩まず行動する。人が財産。人を見て融資する。全ての行動の根底に貫かれているのは自己責任であり、そこから逃げない、誰のせいにもしない姿勢。弁明せず、自分ではどうにもならない現実にただただ対処する。もっと知られていい人だとしか思わない。続きを読む

    投稿日:2019.07.08

  • ウッサン

    ウッサン

    池田成彬・・・知らなかったな~。いずれにしても明治の人は今の我々とは人種が違う、と考えざるを得ない。成し遂げるものの結果と、努力の度合いが違いすぎる。

    投稿日:2016.06.11

  • takahiro45

    takahiro45

    素晴らしい生き方。僕もこの時代ならこのように金融の世界に身を投じたいと思った。
    今の時代では何なのかを常に考えて生きていきたい。

    投稿日:2016.01.01

  • gachao

    gachao

    名バンカーである池田成彬について。お家さんの金子直吉に興味があり、彼の本を探していたらたまたま本書にぶつかった。しかし明治・大正~昭和初期と彼が激動の日本を駆け抜けた事は本当に興味が沸いた。但し、日本近現代史を知らない私にとって登場人物が多すぎて覚えきれない。続きを読む

    投稿日:2014.02.18

  • osawa64

    osawa64

    激動の明治時代に日銀総裁、大蔵大臣などを努めた「池田成彬」の生涯を描いた経済小説。

    聞いたことが無い人物だったので手にとって読んでみた。

    池田成彬を一言で表すと剛毅木訥(ごうきぼくとつ)の人。

    剛毅木訥とは、意志が強く、飾り気がなく、口数が少なく、くどくどと言葉を飾り立てて弁明しない人物。超合理主義で筋が通った頑固者。

    いろんな人に信頼され、慕われ、尊敬された人物。
    おそらく敵も多かったことでしょう。

    三井銀行時代は担保に融資するのではなく、経営者の人格に融資するという姿勢をもっていた。

    明治の暗い時代。日中戦争、二・二六事件、東條英機との対立などが描かれている。500ページを超える小説だけどあっという間に読めた。

    明治維新前から第二次世界大戦までの激動の時代。この時代の話は本当にいろいろな人物が出てきて面白い。


    “人こそ財産”


    今の時代に物申しているのでしょうか・・・
    続きを読む

    投稿日:2011.09.19

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