【感想】福祉政治:日本の生活保障とデモクラシー

宮本太郎 / 有斐閣Insight
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
2
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • tanakenciel

    tanakenciel

    このレビューはネタバレを含みます

    1スウェーデンの雇用レジーム→同一内容同一賃金→生産性低から高への労働力移動に貢献
    日本→生産性に応じて賃金→生産性低には社会保障because生産性低い農業、中小企業は自民の票田だったから

    つまらなくてⅠ章で断念w

    レビューの続きを読む

    投稿日:2011.08.08

  • chiyo61

    chiyo61

    面白くはないが、ためになる本。
    面白くないので読み進めるのが苦痛だが、
    最後まで読み終えると、福祉問題の論点が見えてくる。

    よく世論調査で、選挙争点の1位が「福祉・社会保障問題」となるけど、
    それに対する技術的な話ではなく、
    大枠と経緯を正確に捉えた話ができるようになります。
    続きを読む

    投稿日:2010.11.09

  • bax

    bax

    [ 内容 ]
    日本型生活保障のしくみが解体する中、足元が崩れるような不安が広がり、社会保障や雇用は政治的争点の中心にせりあがっている。
    にもかかわらず日本政治は、「構造改革」の徹底にも大胆な格差是正にも踏み出せない、膠着状況にある。
    このような状況は、なぜ、どのようにして生み出されたのか。
    社会保障や雇用をめぐる政治すなわち福祉政治は、何をなしうるのか。
    本書は、福祉国家の構造を示す福祉レジーム論や「劇場政治」のしかけに迫る言説政治論などを駆使して、今日の福祉政治を立体的にとらえる。
    そして、こうした新しい視点から、戦後日本の福祉政治の展開を解き明かし、膠着状況を超える展望を示す。

    [ 目次 ]
    序章 日本の福祉政治―なぜ問題か、どう論じるか
    第1章 福祉レジームと雇用レジーム
    第2章 福祉政治をどうとらえるか
    第3章 一九六〇・七〇年代の福祉政治―雇用レジームと福祉レジームの形成と連携
    第4章 一九八〇年代の福祉政治―福祉レジームの削減と雇用レジームの擁護
    第5章 一九九〇年代後半以降の福祉政治―雇用レジームの解体と福祉レジームの再編
    終章 ライフ・ポリティクスの可能性―分断の政治を超えて

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]
    続きを読む

    投稿日:2010.06.26

  • teshima

    teshima

    日本の社会保障を、福祉レジームと雇用レジームの点から考察。
    戦後の日本の社会保障が、時代の流れとともにどのように変化していったかが、明快に理解できる。
    日本は元々小さな政府でありながらも「社会主義的」と言われた理由も、「土建国家」と呼ばれた理由も、「政治とカネ」でこうも騒がれる理由も、これ読めば全て説明つく。目から鱗でまくりでした。続きを読む

    投稿日:2010.06.05

  • アジシオ太郎

    アジシオ太郎

    フィンランドについて調べてみようと思いました。

    というか調べました。よし、フィンランドについてこれから調べていこう。

    投稿日:2009.07.24

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。