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童門冬二 / 集英社文庫 (4件のレビュー)
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海と青硝子
松尾芭蕉が活躍し、「奥の細道」の旅に出たのは元禄時代。元禄時代と言えば、忘れちゃいけない人々が登場します。第5代将軍綱吉の世に権勢を振るった柳沢吉保に、水戸黄門こと徳川光圀! 不倶戴天の二人が、芭蕉の…旅を相手の方のスパイ活動ではとの疑惑を抱き、吉保はすま、光圀は介三郎(介さん!)を派遣して、監視させるという、サスペンスな筋書きになっています。光圀の野望、吉保の策略が絡んでややこしくなっていても、「奥の細道」原典に沿って旅は進み、政治家たちの思わくなど関係なく芭蕉の俳諧は新境地を開いていったのでした。続きを読む
投稿日:2023.12.10
たま
4年ぶりくらいに再読。なんで高校生時の私はこの本をチョイスしたんだろうか。 奥の細道のパロディ小説です。 分厚いけど、とても読みやすいし、面白い。 他の方のレビューにもありましたが、曽良の方が存在感…ある気がする。続きを読む
投稿日:2012.12.11
伊作
おくのほそ道の旅に、水戸黄門の助さんのモデルになったといわれる、佐々助三郎がついてきちゃった!というファンキーな話です。 厚いけどすらっと読めます。
投稿日:2007.06.12
ひさめ
基本はタイトルの通り『おくのほそ道』ですが、水戸光圀(+介さん覚さん)や徳川綱吉も絡んできたり。芭蕉のつくる句を通じて、みちのくの名所がわかったり、芭蕉が作ろうとした新しい俳風への思いも知ることが出来…ます。でも主人公は曾良だと思う… 会話メインで話が進んでいくのでさくさく読めますし、小説ながらにお得な1冊だと思います続きを読む
投稿日:2005.11.11
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