【感想】愛の保存法

平安寿子 / 光文社文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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4
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ブクログレビュー

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  • munyanyan

    munyanyan

    日常の中でも
    どいつもこいつもいい加減にしくれ
    と思うことがあるけれど、
    第三者の視点でみると
    翻弄されている人も含めて面白い。

    投稿日:2019.04.16

  • みけ

    みけ

    同じ相手と3回離婚し4回目の結婚式を挙げるカップル。
    元教え子の家に居候する自称学者。
    彼女の母親の死を機に距離を縮めようと目論む彼氏。
    ダメ男だらけの短編集。


    なんていうか本当に…溜め息がでるくらいダメ男ばっかり。

    すべてモデルが存在するっていうから驚きです。
    続きを読む

    投稿日:2012.12.26

  • 約束の丘

    約束の丘

    ★あらすじ★
    久井光太郎と高坂まゆみは結婚離婚を繰り返すおかしなカップル。さすがに2人の4度目の披露宴の話には、周囲も少々困惑気味。けれども、はた迷惑ともいえる彼らの行動には、意外に深い理由があったのだ。(「愛の保存法」)食い違って間違ってうまくいかない、困りもののダメ男にわがまま女。全編、くすっと笑えて、ちょっぴりしみじみの短編集。続きを読む

    投稿日:2012.08.16

  • 片山るん

    片山るん

    どれだけ読んでも、平さんの描く男や女たちにうまく馴染めない。
    自分ではそうとう変人というか柔軟な価値観を持っているつもりでいたのだが、それをはるかに上回る変人や困った人、ダメ男にわがまま女が次から次へと登場してくる。
    初めは読みながらムカムカしている。なんだこいつは、なんでこんなことできるんだ、とんでもないやつだと思いながら読んでいるのに、どういうわけか物語のラストにくると、ふいに愛しくなってしまうのだ。
    そうだね、そういうことはあるよね、それしかないよね、そういうもんだよね。
    そんなふうに思ってしまう。
    羨ましくもないし楽しくもないのに、平さんの描く小説世界で呼吸するのが気持ちよくてたまらなくなる。
    もしかしたら私の本質は平さんの描く小説の登場人物と同じで、その本質のままのびのび生きている様子を見て羨ましく思っているのかもしれないとすら思う。
    続きを読む

    投稿日:2012.03.03

  • こじまる

    こじまる

    <Amazonより引用>
    旋盤工場を細々と経営する鉄太朗のところにホームレス同然の格好で転がり込んできた理論物理学者、宅田。勤めていた医療機器メーカーをリストラされ、妻から離婚を言い渡され、ふらふらしていたところを工業高校で腰掛教師をやっていたときの教え子、鉄太朗の息子、鉄平に「拾われ」たのだ。社会のあらゆる約束事から逃れ、ただ素粒子物理学を勉強できれば幸せという宅田に鉄太朗は苦い顔だが、息子の頼みで追い出すわけにも行かない。そこに長女の晴香が同棲を解消して帰ってきて・・・(「寂しがりやの素粒子」)
    さまざまなかたちの"恋愛"小説6編。

    <感想>
    2回目を読むとき、自分の好きなストーリーってわかりやすいなって思う。
    個人的には愛の保存方法がおもしろく読み進められた。いろんな愛の形があるんだなーて。
    うまくいく恋もあればそうでないのもあり。
    続きを読む

    投稿日:2011.12.20

  • 3cheers4GIPS

    3cheers4GIPS

    この人の本、外れないな〜。

    上手な表現、意外なシチュエーション、登場人物もおしゃれでなかなか。
    短編ひとつひとつがまったく別の流れで、飽きさせない。

    大注目です!

    投稿日:2011.07.03

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