【感想】十二夜

シェイクスピア, 安西徹雄 / 光文社古典新訳文庫
(16件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 2036578番目の読書家

    2036578番目の読書家

    23歳最後に読了する本何にしようかなーと考えて5月からちょっとずつ手をつけてた!十二夜!レッスンと練習量を一気に増やして演劇と共に生きてやろうと心に決めた1年だったので、原点回帰シェイクスピア>そんなにシェイクスピアが好きならば言語で嗜めよと思うでしょうが、個人的には河合祥一郎さんの翻訳しか勝たんので全然日本語で読むもんね〜と冒頭のオーシーノ公爵のセリフが好きすぎる、心が生み出す幻だ!人間に与えられた言語をもって生きていられるのが本当に嬉しいし、いつも自分の思想や思考の根底にはたくさんの言葉があって唯一の自分で自分を守る盾だと思える。シェイクスピアが紡いだ麗しい端々しい言葉たちを取りこぼさない人生を生きたいからやっぱり演劇に関わり続けたい。
    あぁ二流だからめっちゃしゃべりました。
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    投稿日:2024.02.24

  • ゾウガメ

    ゾウガメ

    初めてシェイクスピア読んだけどこんなにくだらなくて面白い悲喜劇だとは
    夏の夜の夢は昔舞台で見たことがあってあれも面白かったけど他の作品も読んでみたくなった
    でも解題読んだら頭の中がこんがらがったからあんまり深く考えずに単純に笑ってたい...でも最終幕の最後も最後、大団円の中でマルヴォリオみたいなやつがいるから余計に面白さが引き立つんだろうなってことは分かった続きを読む

    投稿日:2022.10.21

  • quatorze

    quatorze

    このレビューはネタバレを含みます

    恋の大混乱、お祭り騒ぎ。

    嵐で双子の兄セバスチャンと離れ離れになったヴァイオラは、男装してセザーリオと名乗り、オーシーノに仕えることに。オーシーノはオリヴィアに熱を上げていて、オーシーノを想うヴァイオラは複雑。オーシーノの頼みでオリヴィアのところに行った男装ヴァイオラにオリヴィアが恋してしまったから、話は複雑に……。絡み合った恋の糸はどうなるのか。

    登場人物の名前がカタカナだと頭に入らない人は、多分、先に映像や舞台で見た方が飲み込みやすい。メインの登場人物を選ぶなら、ヴァイオラ(セザーリオ)、オーシーノ、オリヴィアでいいだろう。そこにセバスチャンを足す。引っ掻き回す役として、オリヴィアの叔父サー・トービー、オリヴィアに求婚するサー・アンドルー、オリヴィアの小間使いで悪戯を働くマライア、オリヴィアの執事でマライア発案の悪戯にひっかかるマルヴォリオ、道化フェステ。セバスチャンを助けるアントニオ、ヴァイオラの秘密を守る役としての船長は、余裕があれば覚えておけばいい。

    ちょっとオチがあまりにも簡単に回収されてしまうので、もう少し葛藤してくれ(特にオーシーノ)と思うこともあるけど大体はハッピーエンドの祝祭劇。あまり難しく考えずに読むべきだろう。ただ、解説にもあったようにマルヴォリオの扱いはひどい。将来の禍根を産むこと間違いなし。

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    投稿日:2020.05.03

  • botamot0

    botamot0

    話がこじれていく様が面白い。
    道化の話は笑える。
    ”御門の前に、悲しみの柳の枝で小屋を建て、お邸のうちに向かって、わが魂たる姫君のお名前を、声を限りに呼びつづけます”という表現が面白い。

    投稿日:2015.07.13

  • bax

    bax

    このレビューはネタバレを含みます

    【本の内容】
    男に変装した若く美しいヴァイオラは、セザーリオと名乗ってある国の領主に仕えていた。

    その領主に魅せられたヴァイオラだが、領主は、伯爵家の令嬢で当主のオリヴィアに恋焦がれている。

    ところが、こんどはオリヴィアが男装のヴァイオラにひと目惚れ、大混乱が巻き起こって…。

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    [ 関連図書 ]


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    投稿日:2015.01.18

  • niyopiyo

    niyopiyo

    図書館の新蔵書棚にあったので「戯曲、挑戦してみるか…」ってことで借りた。お芝居は観るけど小劇場系が気軽でそればっかで、古典を題材にしたのはほとんど観てないし…そもそも観る専門だし…。舞台上で役者さんがテンポ良くやってたらおもしろいんだろうなって思うけど!戯曲を楽しむには経験値低すぎました(笑)まだまだだね!ということで。続きを読む

    投稿日:2014.09.30

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