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唯川恵 / 集英社文庫 (30件のレビュー)
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総合評価:
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さりー*
このレビューはネタバレを含みます
保健室の先生の話が1番ドキッとしたなあ。こんな短い話で色々な女性が描けるのがすごい。最初から最後まで面白かった。
投稿日:2024.03.02
maika
10人の様々な事情を抱えた女たちの話。 ゾッとする話、考えさせられる話、スッキリする話、いろんなタイプの話がまとまっていて次はどんな結末なのかと考えるのが楽しかった。 比較的、ゾッとする話が多かった。茉莉、可世子、和美が好きな話だった。 茉莉のカウンセラーは、本当にカウンセラーとして成り立っているのだろうか。行ったことがないため、あのカウンセリングが正解かどうかはをわからないが、次の依存先を見つけた茉莉の狂気さにゾッとした。 可世子の話は、ふーさんはほぼ教祖だと思った。そんなふうには書かれていないし、本人たちもそう思っていないけど冷静に見ると一種の宗教団体に見えた。 和美の話は続きがすごく気になった。
投稿日:2023.10.08
あんこ
ときどき読みたくなる唯川恵さん。 どろどろした感情を書かせたら一番だと思う。 誰かを不幸にしている(意識無意識関係なく)人間の 救いのない話ばかり。 特にカウンセリングの話がおもしろかった。 その他…も最後のページで「!?!?」となるどんでん返しばかり。 もやはこれミステリーにカウントしてもいいのかも。 ミステリー好きにもおすすめ。 でもこういうどんでん返しもの、オチが読めていても再読したいものと、オチ知ってるからもう一回よめばいいやってなるものがあって、これは残念ながら後者なんだよなぁ。だから星2つ。 なぜかしら…。続きを読む
投稿日:2022.06.08
めんだこ
直接的な表現は苦手だが、嫌な感じで終わらないのが凄く好きな小説。 短編だったのも相まってページをめくる手が止まらなかった。文字通り多種多様な「愛」を巡ってこんなにも人間は多彩な物語を紡げるのかとワクワ…クした。 1番好きだったのは茉莉の話。最後の1ページでしっかり裏切られた。 深く何かを愛することは、徐々に何かが狂っていくことと等しいのかもしれない。されどその「狂い」が温かくそして愛おしいと感じられる1冊だった。続きを読む
投稿日:2020.05.06
ayano6n
恋愛に関する10作の短編集。自分が求めているのはなんなのか、回りからどう言われようと自分の気持ちに正直に選択する瞬間の決意はかっこいい。
投稿日:2018.07.15
橘
面白かったです。堕ちていく十人の女性のそれぞれの顛末が、自分とは全く異なるとも思い切れなくて、でも共感とも違いますが薄ら寒かったです。一番好きだったのは汐里のお話でした。茉莉、加世子、和美のお話も狂っ…ててよかった。薄ら寒いと言いながら、嫌いではないです。山内マリコさんの解説の、「たぶん本当の不幸は、自分自身の幸福がなんなのか考えもせず、もしくは押し殺して、他人のために誂えられたものさしで自分の人生を測ることだ」という言葉もとても腑に落ちました。続きを読む
投稿日:2017.05.15
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