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島宗理 / 光文社新書 (50件のレビュー)
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総合評価:
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SHUTARO
行動についての「なぜ」を、行動分析学に基づく「視考術」という手法で考察する、という本。ものすごく勉強になった。
投稿日:2023.07.10
ショウ
性格、道徳心といった、一見すると行動の原因と思われるものは、あくまでも状況の言い換えに過ぎない。 ある行動は、先行事象や、後続事象による強化や弱化(随伴性)によって生じる。 筆者の言葉を借りれば「…行動は随伴性そのものによって生じる」のである。 性格や道徳心の有無ではなく、行動の前後の環境が行動を決定すると考えることは、現状を改善するという建設的な思考を促すことになる。 続きを読む
投稿日:2022.05.02
mi832005
大学1年生の入門ゼミにいいかなと思ったけど,2010年なので2021年は在庫なし重版予定なしで,泣く泣く断念。 地震の際の防災行動の話がけっこう出てくるのだけど,東日本大震災の話が出てこない(2010…年発行だから当たり前)ところにちょっと違和感を覚えるので,テキストにはしないでよかったのかもしれない。江戸しぐさとか例に出しちゃってるところもあるし,続きを読む
投稿日:2021.04.09
つくもなす
このレビューはネタバレを含みます
・行動分析学の創始者:B・F・スキナー(1904~1990) ・人の「心」の問題を理解したり、解決策を考えたりするためには、 -実は「心」以外の事柄に注目して分析すべきこと -そのためには視考術という方法で、さまざまな要因を広く、深く考えること ・言い換えれば、「心」の概念(属性、性格)の概念を使わずに人の「行動のなぜ」を読み解く方法を学ぶこと ・人は映画を観て「勇気」や「友情」に感動する。しかし、「勇気」や「友情」はあくまで解釈であり、実際には観客がそのような解釈や感情をもつように、ひとつひとつのシーンやストーリー展開、演技や大道具・小道具を組み立てなくてはならない。プロの仕事は、感動や解釈を生み出す、事実や具体物の仕込みにある。
投稿日:2021.03.11
ハナコ
心や性格や年齢ではなく、随伴性があるかどうかがポイント。行動のなぜを心に追い求めすぎず、行動と先行事象と後続事象を考えることで、行動を変えることができる。 考えたことのなかったような視点でみるものだっ…たので、おもしろかった。 題名から想像していた内容とは少し違ったが、勉強になった。続きを読む
投稿日:2021.01.24
おがちゃん
本書も「行動分析学」の本です。行動の原因を,心や性格に求めるのではなくて,行動と環境の関係に求めていく。その学問的な捉え方を,具体例を通して解説しています。「視考術」という創作語?が,なんとなくスト…ンと腑に落ちる。 血液型性格判断がまことしやかに語られる日本の社会だが,科学的ではないはずのそのパターン化が人をして「合っているかも」と思わせるのはなぜなのか。これを視考すると,おもしろいことが発見できる。 また夫婦げんかの元になるあの批難するような言葉遣いと,無視するような態度がどうして起きるのか。視考術を使うと,面白いものが見えてくる。 とにかく,あの人はこんな性格だから,とか,いつもそうなのよ…とか,決めつけることのないように,しっかり行動分析学で学んだ「視考術」を行使していきたいものである。 次回は,スキナーの本取り上げることにする。 次回の本で、一応「行動分析学」については取り上げるのはおしまい。続きを読む
投稿日:2020.12.11
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