【感想】バカ丁寧化する日本語~敬語コミュニケーションの行方~

野口恵子 / 光文社新書
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
1
5
6
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • liriyfliriy

    liriyfliriy

    みんなが、間違えながら使いながら習得していくものなんだろうね。それにはやはり身近なお手本がないと。
    子供たちのためにも、大人が自然に敬語を使いあう生活をしていきたい。

    投稿日:2022.12.26

  • うっちー

    うっちー

    日本語教師による、敬語を中心とした「おかしな日本語」とコミュニケーションについての考察。

    「〜させていただく」という言葉、自分でも結構使っている気がする。しかし、その言葉の意味をきちんと考えたことはなかった。「さ入れ言葉」は自分ではあまり使っておらず、人の「さ入れ言葉」には違和感を感じていたが、その理由まで考えたことはなかった。正しい敬語を使うためには、きちんと意味を理解することが重要だと感じた。

    敬語については、学生のときに国語の授業で多少教わるが、実際に使う機会はそれほど多くはない。それ以上に聞く機会は少ない。こうした中では、影響力があるところで使われた誤った敬語が蔓延してしまうことは避けられないだろう。誤った敬語が蔓延すると、それを使わないことの方が、礼を失していることになりかねない。

    この本は、こうした日常何気なく使っている言葉にさまざまな〈気づき〉を与えてくれ、なんとなく感じている違和感を解説してくれる。敬語という形に捉われることなく、コミュニケーションの問題として取り扱っていることろが、本質を突いている。面白い。
    続きを読む

    投稿日:2019.01.03

  • panzerotti

    panzerotti

    解説がまじめすぎて、説明内容がバカ丁寧化していました。
    堅苦しくない内容にしてもらえると、楽しく読めたと思います。

    投稿日:2012.08.14

  • スケルトン

    スケルトン

    「~させていただく」という言葉に象徴されるように、現在、日本語の丁寧化という波が押し寄せている。丁寧化はなぜ進んだのか。時代や社会の動きとともに変化する日本語は、これからどう変化するのか。日本語教師として、外国人の日本語学習者に、日本の大学生に日々接する著者が、敬語を中心とした“おかしな日本語”に着目し、日本語の本来の使い方、そして私たちのコミュニケーションのあり方を考える。続きを読む

    投稿日:2012.07.28

  • 群大「学生選定図書」

    群大「学生選定図書」

    (推薦者コメント)
    何でもかんでも「させていただきます」「させていただいて」とつけたがる若者。最近では影響されてか中年層でも使われている気がする。本当に、「丁寧な日本語」とはそれでいいのだろうか。敬語についてしっかり考える一冊。続きを読む

    投稿日:2012.07.09

  • 宮本知明

    宮本知明

    このレビューはネタバレを含みます

    同じことを何度も繰り返しクダクダしく説明しすぎている。また、悪文の例示をしながら何がどう駄目なのかの解説がない。妙なところで端折っている。平板な文章がダラダラ続き、読み通すのに相当な忍苦を強いられた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.07.05

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。