【感想】帰ってきた探偵たち

高木彬光 / 光文社文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
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ブクログレビュー

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  • じゅう

    じゅう

    このレビューはネタバレを含みます

    高木彬光の短篇ミステリ作品集『帰ってきた探偵たち』を読みました。
    『五人の探偵たち』に続き、高木彬光の作品です。

    -----story-------------
    日本の推理界を代表する探偵たちが、一冊に集合した。
    法医学博士の天才型探偵・神津恭介、義理と人情の熱血私立探偵・大前田英策、若き捜査検事・霧島三郎、ぐず茂と呼ばれる検事・近松茂道、近松誕生のきっかけとなった検事・遠藤茂道。
    本格推理の巨匠・高木彬光のシリーズ・キャラクター五人の文庫未収録作品だけで編んだ、『五人の探偵たち』の姉妹編。
    -----------------------

    1991年(平成3年)に刊行された『朱の奇跡-わが愛しき探偵たち』を改題・文庫化した作品で、『五人の探偵たち』の姉妹編です、、、

    高木彬光作品の名探偵5人(近松茂道、遠藤茂道、霧島三郎、神津恭介、大前田英策)の文庫未収録作品5篇が収録されています。

     ■朱の奇跡
     ■殺意の審判
     ■妄想の殺人
     ■怪盗七面相
     ■悪魔の火祭り
     ■解説 山前譲

    出前の寿司を使ったトリックを検事・遠藤茂道が見事に解いてみせる『殺意の審判』がイチバン面白かったですね、

    妄想なのか、本気なのか、狂言なのか… プロットが印象的で面白かったのは、検事・霧島三郎モノの『殺意の審判』、

    法医学者・神津恭介モノの『怪盗七面相』はジュブナイルっぽい印象ですが、サクッと読めて愉しめた、

    相変わらずインパクトが強いのは私立探偵・大前田英策モノ… 『悪魔の火祭り』は青森のねぶたをテーマにした中篇で読み応えがありました。

    『五人の探偵たち』よりも、こちらの方が好みの作品が詰まっていましたね。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.03.22

  • 館長

    館長

    イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387163716.html)
    (収録作品)怪盗七面相 仮面舞踏会/悪魔の火祭り/妄想の殺人/殺意の審判/朱の奇続きを読む

    投稿日:2015.01.03

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