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栗本薫 / 講談社文庫 (3件のレビュー)
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hayasick0103
【伊集院大介シリーズ14】街で見かけた着物姿の絶世の美女に魅了され、後をつける大介。辿り着いた着物の展示会で毒殺事件が起き、美女から行方が分からなくなった《幻の友禅》の捜索の依頼を受けた。終始、何に興…味を持ったのかあやふやな大介、第二の事件の頭部切断の意味など、スッキリしない所が多い。人間国宝の息子で着物作家の双子兄弟の確執と、美女の人間模様はそこそこ楽しめるが、ミステリーとしては微妙かな。著者の着物への情熱に満ち溢れたが故の600ページ超えといったところか。続きを読む
投稿日:2022.03.13
Sugar
栗本薫だねって本なんだけど、珍しく浮世絵離れした美少年は出てこない。 代わりに絶世の毒婦みたいなのが出てくる とにかく着物の話が中心で、殺人は二の次みたいになってしまっているところが残念
投稿日:2016.04.25
kaizen
このレビューはネタバレを含みます
和服の似合う女性。 和服の作家。 女郎蜘蛛とはよくいったものです。 伊集院大介が登場しなかったら、読まなかったかもしれない。 透明感あふれる人物像なのに、憎しみとかを語らせる。 延々と続く謎解き。 真相に迫れたのはすごい。
投稿日:2012.02.24
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