長崎駅(ナガサキ・レディ)殺人事件~駅シリーズ~

西村京太郎 / 光文社文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • pyonko

    pyonko

    「嫌いじゃないけれど間違ってると思う」
    どうにも後味悪く終わってしまう。
    しかし、このような感情は意外と自分にもあった。

    投稿日:2015.01.13

  • ホメロス

    ホメロス

    最後の数ページで追い詰めまくる十津川。その姿はまさに圧巻!
    "長崎駅"を"ナガサキ・レディ"と読ませるのはなかなかニクい。
    この事件の本質を表しているような面もあるからだ。

    イギリス人作家であるビクトリア・ヘイズは、スコットランドヤードの元警部で、日本への招待をきっかけに突側の部下だった刑事・酒井信子を妻にしていたが、三年ぶりに来日することになった。
    寝台特急さくらに乗車したヘイズ夫妻と護衛のケンドリックス警部、それから警視庁の十津川班のメンバーで乗車し、長崎へ向かった。
    再三脅迫状が来ていたがその旅行は決行された。道中、小郡から宇部の間で、信子が何者かにさらわれてしまう。身代金を準備しつつ、佐世保のオランダ村にでかけ、長崎駅が身代金の受け渡しで指定されたが、まんまと身代金は犯人の手によって奪われてしまう。
    捜索をする十津川達だったが、ヘイズが信子が監禁され犯人の乗っている車を発見したところで、車は爆発炎上してしまい…

    冒頭から犯人によって誘拐されてしまうのだが、誘拐事件としてはあっけなく、しかしその短い時間の中でも緊迫感があふれる内容だ。ヘイズは信子のことを思い十津川達に逆上することもしばしばであったが、十津川達も焦っているのは同じであった。
    信子と犯人たちが車の爆発で死亡した後、イギリスにもどりヘイズは再婚し新たな小説を書き上げ、ベストセラーになったが、十津川はそれを読みふつふつとわきあがる疑問・違和感が。その疑問こそが、この事件の解決の糸口である。まさに元部下・信子を思う十津川の親心といったところか。

    最後の数ページで真犯人を追い詰めまくる十津川。忸怩たる思いもあったろうが、真実を突き止めたいという彼の気持ちに変わりはない。
    そしてそれは、日本人の矜持を示しているようでもあった。
    続きを読む

    投稿日:2012.03.19

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