【感想】白痴 青鬼の褌を洗う女

坂口安吾 / 講談社文芸文庫
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
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ブクログレビュー

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  • setsusan3

    setsusan3

    白痴がとても面白かった。ずっと題名だけは知っていて、こわい話なのではないかと構えていたから、いい意味で裏切られた。白痴が女に見える瞬間と、そうでないときのちがいが鮮やかに心を通りすがる。

    恋をしに行くを目当てで買い、何ヶ月か前に本作だけを読んで好きだと思った。けれども今回もう一度はじめから通して読んだときは、知らず知らずのうちに読み終えてしまった。

    波子、続戦争と一人の女が良い作品だと思った。
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    投稿日:2023.02.07

  • zoologic

    zoologic

    時代は戦中、戦後すぐくらいの短編集。
    なんだか切ない。時代のせいなのか人間のせいなのか。
    それともそういうものなのか。

    投稿日:2017.02.18

  • sanoua

    sanoua

    久しぶりに読み返した。やっぱり坂口安吾はすごい。
    高校生の頃は白痴が良かった覚えがあるけれど、今読んだら断然青鬼…の方が好きになっていた。傑作。

    投稿日:2012.02.11

  • mikan12345

    mikan12345

    堕落論も好きだったけど、なぜかこの「青鬼の褌を洗う女」が好きで、何回も読んだ。この主人公の女性、脳味噌がとけてる感じ。女性の本能で生きている。エレンディラもだけど、娼婦で聖女、ってゆうのが文学にでてくるとこうなるのかな。私が男だったら惚れると思う。

    青空文庫で発見。50年たってる?
    http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42877_27761.html
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    投稿日:2011.02.07

  • marufe

    marufe

    安吾ほど女という生き物をいとおしんでいる作家もいないと思う。
    この本に出てくる女達は、皆淫乱で不実だが愛らしくいじましい。
    女は女であってほしい。
    そして男は、男であってほしいと思う。

    投稿日:2009.10.29

  • かねこ

    かねこ

    びっくりした
    安吾やばい
    私もそれがすごく欲しいけど
    どこにあるのかも、存在するのかもわかんないよね

    すべては爽やかでみたされていて退屈
    なのになんでこんなに懐かしいのでしょう

    投稿日:2008.09.01

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