【感想】中原中也

大岡昇平 / 講談社文芸文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • スピカ

    スピカ

    作品やルックスからは繊細で寡黙なイメージを抱くが、
    中原中也はなかなかめんどくさくて複雑な人間だ。

    文学上の友として喧嘩したり嫉妬しあったりと、
    中原と筆者の関係は常に友好的であったわけではないようだが、
    冷静な分析は非常に説得力がある。
    その一方で、長い年月を経たからこそ感じる、若くして亡くなった友への
    感傷がにじみ出ており、筆者の中原への尊敬の気持ちも感じられる。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.05

  • 野子

    野子

    中原中也考察本。二十数年の間に中也について書いたものをまとめたものなのだそうなので文量は多い。「詩人」の項が特に血の通った感じがして好きだ。「しかし中原が今生きていて、僕がこの頃書いてるものを読んで、何て言うだろうかと思うと、やはりゾッとする。」続きを読む

    投稿日:2006.10.01

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