【感想】外国語学習に成功する人,しない人-第二言語習得論への招待

白井恭弘 / 岩波科学ライブラリー
(20件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
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ブクログレビュー

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  • itsuji

    itsuji

    もう20年ほど前の本なので、当時と比べて、現在の学校教育における英語学習は変化してきていると感じる。
    文法学習とインプット学習とアウトプットを組み合わせて、伝達という言葉の意義を意識した学習法が理想的なのだな、と思った。


    【memo】
    P65 リスニング優先の外国語教授法が驚くべき効果をあげている。
    しかし、TVからは言語習得はできないし、受動的バイリンガルは聞くことはできても話せない。
    インプットの後のアウトプットも必要。

    伝達重視が効率的。
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    投稿日:2022.05.12

  • van613

    van613

    このレビューはネタバレを含みます

    なかなか分かりやすくて面白い本でした。ここに書かれていたキー​ワードを忘れずに精進していきたいと思います☆

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    投稿日:2021.03.31

  • キじばと。。

    キじばと。。

    第二言語習得研究の成果の一部をわかりやすく解説しながら、外国語学習のためのヒントを読者に提供している本です。

    おなじ著者の『外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か』(岩波新書)と内容的にかさなるところもありますが、本書のほうがよりわかりやすく書かれているように感じました。

    第二言語習得研究という、それほど広く知られていない研究分野を一般の読書人にわかりやすく伝えるという面では良書だと思います。ただ、外国語の効果的な学習プランのようなものが具体的に提示されているわけではなく、毎日の学習につなげていくためには、読者の一人ひとりが本書に書かれている内容を意識に置きつつ、みずから工夫していくことが求められているように思います。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.18

  • orebotda

    orebotda

    薄いので読んだが、第二外国語習得論の入門書であり、具体的な学習法の本ではない。ハウツーとしての価値なし。
    外国語習得の鍵はモチベーションなので、外国人の異性と親しくなるのが一番近道かもしれない。

    投稿日:2018.08.28

  • 愛と幻想

    愛と幻想

    第二外国語学習論の本。母国語を持っている人間の学習に対する学問。なにをどう学ぶことで理解するかなどなかなか面白い。

    投稿日:2017.12.18

  • 長野高専図書館

    長野高専図書館

    【奥村信彦先生】
    最近、「グローバル(global:地球規模の)」という言葉がいたるところで聞かれます。グローバルに活動するためにはどうしても外国語が必要になります。それは英語である場合もありますし、中国語あるいはスペイン語である場合もあります。外国語を身に着けるにはその言葉の語彙を覚えて文法を覚えればそれで十分かというと、実はそうではありません。副題にある「第二言語」というのは日本人であれば第一言語(母語)である日本語以外の言語を意味しますが、これを人間はどのように習得するか、という研究が過去50年ぐらいの間に急速に進んでいます。この第二言語習得論に基づいて外国語(第二言語)を効率よく学ぶ、あるいは教えるにはどうすればよいか、をわかりやすく解説したのがこの本です。英語を話せるようになりたいがどうも英語は苦手でという読者にも、もっと力をつけたいという読者にも「なるほど」と納得できることがたくさん述べられています。続きを読む

    投稿日:2016.07.28

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