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西村京太郎 / 講談社文庫 (1件のレビュー)
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総合評価:
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kaizen
このレビューはネタバレを含みます
竹久夢二の愛好者がたくさんでてくるお話。 最初に殺された女性が,竹久夢二の,未発表のスケッチブックを発見したという。 竹久夢二つながりで,さまざまな犯人が浮かび上がる。 関係者が殺され,犯人が絞られて来る。 竹久夢二の贋作がからみ,話しは複雑に。 終わり方は納得出来ない。 いくら竹久夢二の贋作について口をつむりたかったとしても, それだけが大事ではないはずだ。 十津川警部なら,もっと巧妙な最後の言葉と対応を考えられるはずだ。 展示会後に差し押さえて鑑定してもいい。 それだけでも十分に名誉なはずだ。
投稿日:2012.07.09
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