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岩田健太郎 / 光文社新書 (22件のレビュー)
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meicrane
99.9%が誤用というのはまあ、ちょっと大げさかな、と。最近の若いドクターは結構勉強しているというか、若干画一的だけど原理原則に従った投与をしていると思う。ただ、小さな病院やクリニックが多い日本の医療…では「念のため」医療はなかなかなくならないのでは。国産の良質なエビデンスが望まれます。続きを読む
投稿日:2020.09.13
kkc06173
専門的でない人に向けた、感染症治療に対する啓蒙書。 ・風邪に抗生剤はいらない。 まさにこれですね。多剤耐性の菌に、免疫グロブリンを使うと抗生剤のMICは下がるし、臨床でも確かめられてるいるので、悲観は…してないですが。続きを読む
投稿日:2020.01.11
kimurakt
抗生物質を考えるの巻。 医者という仕事は「医療行為の判断に足るおおざっぱな構造定義をしつつ、個別の病状の経緯を観察していく」という内容が印象的だった。 ひとつとして同じ病気はない、 ただし医療行為を…するには大雑把なまとめをしたうえで、細かく病状をウォッチし見直しをはかっていくと。 言われてみればそのとおりだけど、そういう見方はしたことなかった。 各論としては、かぜに抗生物質は不要(そうだよね)、副鼻腔炎に抗生物質は不要(そうなの?驚)あたりはメモメモ。 また、基礎医学(理論)と現場医療(実践)をつなぐ臨床医学(理論と実践の橋渡し)が軽んじられている現状、 本来わびさびなど引き算の文化をもつ日本ではこと足し算の医療で必要以上の薬を処方している、という記述が興味深かった◎続きを読む
投稿日:2015.08.12
danner
リスクと利益を秤にかける思考・判断は、他人に丸投げする楽な生き方よりも疲れるが、それを出来るのが大人。 この本に学会の偉いさんが圧力をかけるのであれば、それはやはり、利権か、メンツか、あるいはその両方…が関係していると勘ぐらざるを得ない。作者の他書と比べてやや舌鋒は鋭いし細かな用語や数値についてはわからないが、誤りがあれば蓋をするのではなく、指摘して議論するべきだろう。続きを読む
投稿日:2015.07.27
さめざめ
かなり面白かった。 個人的に抗生物質の耐性は患者として気にしているが、医者が気にしていない理由が分かった気がする。 感染症の専門家が少なく、CRPを大事にするとか、もう完全に日常のトレースの様。 この…抗生物質は予防なのかと、非常に納得出来た。 ただ、日本の医療のレベルの低さは患者と医者のせいとあるが、厚労省の責任も大きい。 低賃金の医療関係者は景気が良くなると貧困層の仲間入りレベル。 勝手に世間に合わせられる公務員とは違う。続きを読む
投稿日:2014.08.05
edgeofguitar
日本の抗生物質は「効かなくてもいいから副作用だけは起こすな」という考えで少量でバンバン処方して、バンバン耐性菌を作っている。 かぜと抗生物質が必要な肺炎などの境目はグレーで、グレーであれば「待てる状態…」なので、抗生物質は処方しない。 抗生物質は命にかかわる感染症に、点滴で大量投与する大事な切り札。少量投与は耐性菌を生み出し切り札を使えなくしている。 歯科・皮膚科で出る抗生物質の多くも誤用。 とびひは抗生物質を処方しなくても殆どが治る。 各専門医は感染症をやっつけ仕事で対応されているが、感染症のプロに任せた方がいい。楽。 検査・薬を足していく「足し算の医療」から卒業すべし。続きを読む
投稿日:2014.07.29
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