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よしもとばなな / 幻冬舎 (186件のレビュー)
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総合評価:
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梨
現実的に考えると結構とんでもないおはなしだったけれど、ばななさんの書く文章やことばはやっぱり素敵で爽やかだな 生きていく中でずっと続いてほしいと思う瞬間があっさりと だけど丁寧に描写されていて、良い読…後感。 こういう生活はずっとは続いていかないことが分かっているからこそ キラキラ輝くのだとおもった。続きを読む
投稿日:2024.02.03
海と青硝子
ゴミ屋敷以外の何物でもないように思えるアルゼンチンビル。その汚さ、乱雑さ、臭さを敢えてしっかり語っておられるのでしょうか。そのインパクト故に、「慣れる」とそこにある静けさ、アルゼンチンババアことユリさ…んの筋の通った純真さが際立ってきて、不思議な安心感に包まれてしまいます。そんな不思議な、でも深く納得のストーリーでした、私にとっては。巻末の、奈良美智さんのイラストが、この世界観にぴったりです。続きを読む
投稿日:2024.01.09
maika
このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ短くて、気づいたら読み終わっていた。 最後の数ページは奈良美智さんが書いた絵なのも良かった。 主人公がお父さんがアルゼンチンババアと暮らしていることにあまり抵抗も持たず、反対もしなかったのが奇妙だった。そんな得体の知れないおばさんの元で父親が暮らすなんて、簡単に承諾はできない話だ。 だけど、アルゼンチンババアの元で暮らしたおかげでお父さんは亡くなった妻のためにイルカの墓石を掘り出したのだから結果オーライなのかも知れない。 イルカの墓石、かわいくていいな
投稿日:2023.11.25
空
短くて読みやすかったです。 絵も可愛く大人の絵本みたいでした。 じわっとそしてふんわりとした世界で他人にも自分にも優しくしたくなるような気分になりました。 また読みたい本です。
投稿日:2023.10.05
安美
2023.9.5 読了。 人々から「アルゼンチンババア」と呼ばれる女性の住む廃墟のようなビルに母が亡くなってから父親が入り浸るようになっているという噂を聞いたみつこは思い切ってそのビルを訪ねていく。…みつこたち家族と人との繋がりを大きな世界観で描いた物語。 人から勧められて読んでみたが題名から想像した内容と全然違う雰囲気の流れる短い詩のような物語だった。 よしもとばななさんの著書全てを読んだわけではないけれど代表作は何作か読んでいるけれど、ファンタジックな「死生観」が描かれているものが多いなぁ〜と感じ、今作もそう思った。 日本に限ったことだけでも人間はコロッと死ねてなんの手続きもなく煙のように消えていくのだったら、ゆったりと、時に激しく悲しんだり思い出に浸れたりできるだろうけれど現実はこんなに美しくない気がする。 大切な人の死を受け入れるのに何年かかっても難しく思える自分だからそう思ってしまうのだろうか? フィクションとして割り切って読むと非常に美しい言葉の数々が短い物語の中にたくさん隠れているし奈良美智さんの絵のタッチも雰囲気を創り出してくれる。 身近な大切な人の死を経験するとこんなふうにふとした時に日常の何気ない瞬間が思い出される。 そんな物語だった。続きを読む
投稿日:2023.09.05
mihiro
100ページにも満たない短い作品だったけど、じんわり心に響く素敵な作品だった。 印象に残った文章♪ ⚪︎「懐かしさって、全てが変わってしまってから初めて芽生えるものなんだ、と私は思った。」 ⚪︎「好きな人がいつまでも、死なないで、いつまでも今日が続いてほしいって、そう思ったのよ」 吉本ばななさん好きだなぁ♡
投稿日:2023.08.13
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