【感想】狙撃 地下捜査官

永瀬隼介 / 角川文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 2.8
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ブクログレビュー

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  • honno-遊民

    honno-遊民

    目次からして短編集かと思いきや、あのオウム真理教が関わった警察庁長官狙撃事件がモデルの長編だった。
    ひょんなことから警視庁特務観察室へ異動となった女性刑事を主人公。
    彼女が、狙撃事件の真相が記録されたディスクを巡っての、事件当時者が絡む公安と観察室との抗争劇に巻き込まれる。
    どちらが味方でどっちが敵か、目まぐるしく展開する状況につい頁をめくってしまう。
    ブクログのレビューがこれほど好悪極端に分かれている作品も珍しいのでは。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.05

  • 2006takahiro

    2006takahiro

    空手四段の美人刑事・上月涼子は、所轄から警視庁特務監察室への異動を命じられる。任務はキャリア警察官の内偵調査。冷徹で優秀な上司・鎮目竜二警視正のもと、囮捜査などに奮闘する涼子はやがて、公安を裏切った男を匿い、1枚のディスクを入手する。それは14年前の警察庁長官狙撃事件の重要な手がかりだった。隠されていた証拠が示す衝撃の真実とは!?続きを読む

    投稿日:2018.06.05

  • hiromin

    hiromin

    勢いだけで、何とか最後まで読みましたが、登場人物がみんな薄っぺらい感じがしました。
    主人公が鎮目さんのことを好きになるのも唐突だし、カメレオンと評される成瀬さんの鎮目さんへの忠誠心も違和感あるし、宮田さんの最後の行動も私には納得できないし。
    主人公の29歳を称して、女としての賞味期限がもうすぐ切れる、みたいな描写があって、まあ言いたいことはわかるけど、アラフォーの私にはムッとする言葉だったので、ケチつけたくなっただけかもしれませんが。
    続きを読む

    投稿日:2016.09.09

  • Bookrium

    Bookrium

    実際にあった警察庁長官狙撃事件、オウム真理教などをモチーフに、警察キャリア制度や刑事警察と公安警察の確執に切り込む作品。
    キャリアや公安の問題って、軽重入り混じった作品が取り上げ過ぎたおかげで却って陳腐化してしまい、最早どこまでが事実かなんて関心が薄れてしまっているように思う。続きを読む

    投稿日:2014.08.03

  • inutools

    inutools

    このレビューはネタバレを含みます

    同作者の「Dojo」が非常に面白かったので手に取ってみた本作は、警視庁特務監査室という「警察の警察」的機関を描いた作品。

    空手アクションが満載だった「Dojo」よりも、組織間の確執などに重点が置かれているためか、大分地味な印象を受けます。女性の主人公が活躍するのも序盤の変態逮捕のところだけで、ラストシーンは事件の規模に対して比例しない役職の顔が並ぶ点がそこそこ面白くありましたが、「Dojo」的なアクションを期待してしまっていたので、肩すかしな印象を受けてしまいました…

    そんな先入観がなければもう少し楽しめたかも。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.11.13

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