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藤田紘一郎 / 祥伝社新書 (4件のレビュー)
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総合評価:
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全体を通して新たな発見があった。 ただし、一部にはこじつけがあると思われる。血液型と性格を結びつけるには根拠が弱い。
投稿日:2021.11.19
smily2harrykoro
これまで考えたことがなかったが、細菌、植物、動物、魚などにも血液型があるらしく、おもしろいなと思った。 人類は、最初みなO型だったらしく、クロマニヨン人の時代には、O型の消化器官の特性が形成されて、…胃酸を多く分泌して肉類を効率よく消化するようになっていたと考えられているらしい。 各血液型に合う食品・合わない食品や、かかりやすい病気・かかりにくい病気などがまとめられていたので、参考にしたいと思った。 胃酸が多く分泌されるO型は、胃の負担を軽減するためにアルカリ性の水を摂るようにするといいらしいので、これから気にしてみようと思う。続きを読む
投稿日:2016.04.30
bax
[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆… 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]続きを読む
投稿日:2011.06.04
禾乃口
医学、特に微生物学や免疫学という視点から血液型の実像に迫るという本です。巷にあふれる血液型の本が「性格診断」や「占い」という結論ありきなものばかりという中で、そもそもABO式血液型とはいったい何なのか…、どうして4つの型に分かれるのか、という疑問に答えを与えてくれるというだけでも、本書は貴重な存在であると言えるでしょう。さらに、実はABO式血液型を規定する物質が、免疫機能や疾病のかかりやすさとどうやら関連しているらしいという指摘は、なかなかに斬新な切り口だと思います。 ただ、そういった解説がなされるのは2章以降なのですが、その前の第1章の記述が、本書の信頼性を損ねる形になっている気がして、残念でなりません。1章の中で、著者の考えである「血液型の違いは性格に影響を与える要因となりうる」という意見を主張すること自体には、なんら問題ありません。しかしそれが、他の分野の研究の紹介に混じってなされていることは問題です。こうなると、著者自身の意見と他者の意見との区別があいまいになるばかりか、自分の主張に沿うように、もっと言えば恣意的に、他者の意見を論拠として並べているかのような印象を与えてしまいます。もう一つ言うなら、著者の「血液型は性格に影響する」という学説の論拠とするには、本書が主に取り上げる免疫機能への影響を示すデータや疫学データは、やや弱いように感じられます。 批判が込みすぎた感想になってしまった弁解ではありませんが、最後に「血液型性格説」について私個人の意見を述べたいと思います。本書の著者が言うように、遺伝により決定されるABO血液型が人間の性格に影響を与える要因となる可能性は、私もあると思います。ただ、性格に影響を与える遺伝子群は、ABO因子以外にもおそらく数え切れないほどあるでしょうし(中にはセロトニントランスポーター遺伝子やドーパミンレセプター遺伝子のようなもっと影響力の強いものもあるはずです)、それらの遺伝要因が性格形成上に「あらわれる」かどうかは、個人が育つ環境や発達上で得る経験に大きく依存するでしょう。これらのことが、心理検査のスコア上に血液型の影響が見られない原因ではないかと思います。いずれにしてもこの論争は、心理学の分野でも亡霊のように消えては現れしているので、まだ確たる結論を出すには早いのかもしれません。 (2010年1月入手・2月読了)続きを読む
投稿日:2010.02.03
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