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藤野千夜 / 講談社文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
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NASU88
津村記久子に続く女性作家を探す活動の一環。特にイヤな感じのキャラクター造形とか、異次元的ストーリーとかに共通するものを感じる。 「ハローウィーン」や「父の帰宅」における、微妙にズラした結末が物悲しくて…、とても良かった。 東京っぽい繊細さがあるのかな。3.6続きを読む
投稿日:2022.09.11
aqua
このレビューはネタバレを含みます
部屋を中心とした何でもない日常を描いた6編。 共通しているのは、さっぱりとあっさりと日常を過ごす彼女たちの姿。熱が冷めていくときの冷静さみたいなものを感じ、それが日々の暮らしのリアルさだと思う。 他人の生活や心を覗き見たような気分になった。
投稿日:2020.04.06
めえこ
短編集なんですが、だいぶ前に読み終えたので内容がまとめられない…(汗)。 それでも、今でも印象に残ってるのは、【父の帰宅】。 死人が生き返るという非日常に対する現実的な対応の生々しさ、その後の日常に…戻るスマートさが、淡々と描かれているのに、やけに強烈だったなァ。 続きを読む
投稿日:2019.01.17
び
ラストがはっきりしないタイプのお話。 たぶんそこが味なんだけど、 私はこういう本があんまり得意じゃない。 想像力が足りない、 と気づかせてくれる本でした。
投稿日:2014.05.15
よおこ
肩肘はらずに女子の日常を描いて、ほんとうまい。この人の小説を読むたびに思うけど、きっとすごく性格が良いんだと思うな、藤野千夜って。
投稿日:2010.09.20
maimain
○6つの作品が収められた短編集。登場人物たちのはっきりとした 目的や意味のない日常の一場面を描いている。 ●なんだかこう、もどかしい感じ。登場人物にはあまり感情移入 できないんだけど、それってど…うゆうこと?、と口出ししたく なってしまった。 ☆きっかけは『主婦と恋愛』が面白かったから 読了日;2010/06/18続きを読む
投稿日:2010.06.18
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