【感想】戯史三國志 我が糸は誰を操る

吉川永青 / 講談社文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 歩鳥

    歩鳥

    2014.1.24
    若者?向けの表現でわかりやすく漫画みたいにサクサク読める、三国志の陳宮という軍師の物語。面白くて一気に読んだ。キャラの言動の表現が蒼天を彷彿させて小説版蒼天ぽいな〜と思ったら、あとがきに蒼天航路の4文字が。ライトノベルに近い印象。三国志はたくさんの作者に色んな媒体で、それぞれの表現で描かれているので興味が尽きないし作品に触れるごとに膨らむのでやめられない。
    三国志を一貫した小説をまだ読んでない(北方を2巻まで読んだけどハードボイルドなだけだった)ので吉川三国志をそのうち読みたい。
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    投稿日:2014.01.24

  • dabensya

    dabensya

    このレビューはネタバレを含みます

     陳宮、程普、廖化を主人公とする三国志シリーズ。この3人がメインというだけで手に取ってみたくなる。企画の勝利だなあ。次に三国志病が発症した時はハードカバーでも買おうと思っていたのだが、発症前に文庫が出たので今読んだ。
     話の軸となる陳宮の悲恋は、ちょっと小奇麗なところで落ち着いてしまった感じ。もっとドロドロ愛憎うずまくものを予想したのだが…まあ後味が悪くならなかったので、これはこれで良かったか。
     陳宮、呂布を除く登場人物は、曹操軍の面々にしろ劉備にしろ、かなり『蒼天航路』の色が強い。もうちょっと作者独自のイメージを膨らませてほしかった、というのはぜいたくだろうか。この点、呉、蜀陣営がテーマとなる続刊に期待したい。

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    投稿日:2013.08.02

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