【感想】獣の奏者(7)

上橋菜穂子, 武本糸会 / 月刊少年シリウス
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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ブクログレビュー

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  • nayu

    nayu

    この面白さはどこからくるものなのだろうか。   

    闘蛇に襲撃された。   
    王獣を操って闘蛇を撃退した。   
    それがどんな意味を持つことになるのか。   
    事件の真相は・・・?

    投稿日:2013.05.27

  • どっこいしょ

    どっこいしょ

     王獣の獣の本質がさらけ出され、エリンが最も恐れていた事態になってしまう7巻。

     人の道具になってはいけない獣。リランと言葉を交わしてから一番恐れていた事態が起こってしまいました。獣である王獣が人の道具として力を行使すること。その状況が生む未来への恐怖もしっかり描かれ、この作品の大事なシーンでした。作画的な面では、王獣の獰猛さがむき出しになった闘蛇を狩るシーンは力が入っていてとても素晴らしかった。そして、その後のエリンが纏った後悔も訴えかけてくる画でした。曇りが似合う女ってのは見てて辛いですが、武本先生の絵も相まって美しさも感じてしまいます。

     イアルとの邂逅。イアルとエリンはどこか通じ合うものがあるのか、並ぶとなんだか似た雰囲気を感じ取れますね。どちらもどこか達観しているようで哀しみが見て取れる眼をしているのが大変印象深かったです。毎回言ってますが、武本先生の絵は眼から表情が素直に伝わってくるので見ている身としては有難いです。互いの理解者としてこの先機能するのかな。組めば

     真王を助けてしまったエリンがこの先どういった扱いを受けるのか。ここまできたら原作読まないでマンガを一番最初にしたいのですが、先が気になってしょうがないです。次巻も出てほしいけど武本先生の体調も心配なのでどうか元気で作品描けますように。
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    投稿日:2013.05.13

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