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大川弥生 / 講談社現代新書 (17件のレビュー)
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肋骨臀部
ここ最近は地域交流など全くしていなかったし必要も感じていなかったが、運動がてらもっと散歩しようかなと思わされた。
投稿日:2024.02.04
ghostrider
著者は廃用症候群を生活不活発病と呼ぶ。病気になると安静にと指示されるが,安静にし続けていると身体も頭も使わないことでダメになってくる。特に老年期は影響が大きく,認知症や身体運動の障害,それらの相互作用…が生じてしまう。本人のためによかれと思って住み慣れた環境から上げ膳据え膳の介護環境や生活環境に移すとあらゆる活動が不活発になってむしろ悪い結果となる。住み慣れた環境は本人にとっての意味のある環境となっているので認知や身体運動を環境が支えている。社会参加→生活動作→心身機能の繋がりは理解できる。続きを読む
投稿日:2023.08.22
cinejazz0906
退院後の長引く「安静」による心身機能の低下、定年退職後の社会参加の希薄や日常生活の怠慢からの動作機能の低下、これら「動かないこと」が原因として発症する<生活不活病>と呼ばれる〝怖い病気〟の予防と医療・…介護のあり方について解説された健康啓発書。 手術を受けた後の歩行は、時間をおかずに早く始めることで、術後の回復が速く、寝たきりの弊害を予防する実証例のとおり、「動くこと」=「生きること」の「人間の本質」を忘れないよう、自身の生活様式に傾注することの大切さを教えられる。続きを読む
投稿日:2022.09.29
Dr.(読多ー)あんころ猫
寝たきりになると老化が進むというのは誰もが理解できると思う。 しかし寝たきりではなくても家に閉じこもって外出をしなくなるだけでも身体は衰えていく。 それが生活不活発病。 東日本大震災でもこの生活不…活発病が問題になったそうだが、コロナ禍の今もこの問題が出てくる気がします。 例え外出しなくても家の中だけでも掃除、家事など動き回る習慣を作ることはとても大切ですね。続きを読む
投稿日:2020.07.09
まさこふん
高齢化社会にあって寝たきりを減らすことは、圧倒的に足りない介護側のことを考えても必要なことだと思う。 患者にとって単に歩けるようになること、ではなく、何をしたいのか、どのように生活を充実させていくのか…が人生でいかに大切かがよくわかる本。 医療従事者でなくとも知っておきたい。続きを読む
投稿日:2020.03.09
madameassy
とても参考になった。10年前6週間入院したことがあり、退院してからいつも通ってたスーパーマーケットに行くのに歩く速度がすっかり遅くなってしまい驚き焦った経験もあるので、あの時の私はまさにこのことだった…のだと納得した。高齢者の例だけでなく、2歳の子の例もあり、どの年齢でも起こり得ることだと痛感させられた。 ただ、本当にこの本のとおりにできればいいのだけど、特に高齢者の家族介護において、どこまでできるかという現実問題はあると思う。現状では、この本のとおりにしたければ、家族がそれこそ仕事もやめて献身的に介護するしかないことのほうが多いのではないかと思う。遠隔介護だって、この本のようにうまく行くわけではない。本人が、自分が何ができて何ができないのか客観的に把握できていればいいのだが、そもそも自分の体の状態について認識が甘かったり、動けないことについて受容できてなかったりして、能力以上のことをしてしまおうとすることだって多い。 つまり、お年寄りに本人に見あった動ける環境を保障するならば、単に医療サイドの問題だけでなく、家族やケアマネ、介護サービス担当者全体で情報や問題を共有し、足りないところは相互に補完できる体制が整わなければ、実践は難しいことが多いのではないかと思う。実際、私は母に対してこれだけ動ける環境を保障してあげられる状況にはない。このような問題点への言及がなかったのが唯一残念だった。続きを読む
投稿日:2017.01.30
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