【感想】東条英機と阿片の闇

太田尚樹 / 角川ソフィア文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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    東条英機がヒトラーと違う点は
    彼が己の意志に基づいた政治的活動によって首相の座を得たわけではなく
    単に他のなり手がなかったからお鉢が回ってきただけなのだ
    というところにある
    しかもその時、東条に期待されていたのは日米戦の回避という役割
    じっさい、彼も己の適性省みずやれるだけのことはやった
    むしろ問題は、そういう仕事を陸軍の代表者にやらせるしかないという
    当時の日本の異常な状況にあったように思う

    そういう異常事態を招いた原因は、大陸における陸軍の暴走であり
    ゾルゲ機関の暗躍、共産主義の台頭、
    それに伴う内乱への恐怖心などであった
    いずれにしても、大陸との繋がりが招き寄せたもので
    つまり、大陸進出こそが日本にとっての「阿片」であった
    と、こじつけることもできなくはないが
    それにしたってこのタイトルはないんじゃないかと思いました
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    投稿日:2013.04.28

  • jztgarakuta

    jztgarakuta

    このレビューはネタバレを含みます

    阿片の影がちらほらと
    最後の裁判で
    戦争責任は自分にあると主張した点が良かった
    民主党の面々に読んでもらいたい
    と思ったよ

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    投稿日:2012.06.14

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