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松山せいじ / 月刊サンデーGX (3件のレビュー)
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源氏川苦心
かなり変なマンガであります。 鉄道マンガですが、月刊IKKIで連載されてゐた『鉄子の旅』初代編集である「イシカワ」さんが、サンデーGX誌上で手がけたもの。IKKIのテツ編集長といひ、自分の趣味で連載を…決めてしまつて良いのでせうか。小学館は大丈夫なのか。既に2巻まで出てゐて、3巻も近刊となつてゐます。ところで、「鉄娘」は「てつこ」と読みます。念のため。 『鉄子の旅』に比べれば、鉄道情報マンガの面がより強くなつてゐます。松山せいじさん自身がテツであることが理由のひとつでせう。紹介する路線・車両は鶴見線、トンネル駅、いすみ鉄道&小湊鉄道、急行能登、加賀一の宮駅など『鉄子の旅』とカブつてゐます。テツが紹介したいものは、大体似てしまふのでせうかね。 鉄道の描写はかなり細部にこだはり、玄人も唸らせます。そこまで描いても分かる人は少ないのではないかと思つたりもしますが、作者のプライドなのでせう。「グッたいむ」の投稿といつても、何ソレとつぶやく人が多いのでは。 タイトルの3姉妹とは、伝説(?)のテツと呼ばれる福音寺国鐡の娘たち、長女の福音寺美章(撮りテツ)・次女の福音寺美唄(乗りテツ)・三女の福音寺備後(模型テツ)のこと。松山せいじさんらしい萌えキャラですが、リアルな鉄道描写を背景にして、浮いてゐます。故あつて、全国の親戚に3人別々に預けられてゐたのが、10年振りに東京駅で再会し、父を捜す旅に出るのであります。連載マンガとしては、設定に少々無理がございます。毎回同じ展開となるため、回を重ねる毎にゲストキャラにも工夫が見られますが、テツ以外にも読者を増やすならば、ここらで思ひ切つた新展開を望むところであります。 しかし鉄道に対する愛情は一級品ですね。『鉄子の旅』の菊池直恵さんが非鉄で終始醒めた視点で描いてゐたのと好対照なのです。案外な長期連載になるのかも知れませんね。 http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-129.html続きを読む
投稿日:2011.12.05
jyuruna
まず、PCを駆使した緻密な作画が細かくて凄くて脱帽です☆(^^) そして、『鉄子の旅』を出しただけの小学館であるので、ちゃんと鉄道に詳しい御方の監修も1話ずつ入って居て、 読み応えが満点過ぎるが…鉄道好きな筆者が描いて居るので、内容が初心者にはマニアック過ぎる所が・・・。(^^;;)(滝汗) 10年前に行方不明になった父親の福音寺国鉄氏を、3姉妹が父親を追い掛けて行くが、 中々見つからない場面でも、父親を探す手掛りのお手紙を3姉妹に渡す所もお話の中ではワンパターンではあるが、 筆者は、『鉄道旅行=鉄道観光のお供に・・・。』と言う事で始めた連載漫画である。 それと第1巻の、『富士・ぶさ』のラストラン物語では廃止になって行く車両内の、 富士・ぶさの女の子の登場には思わず心を打たれてしまいました・・・。(T-T)(号泣) それにしても美唄可愛いよ美唄。(爆笑) そして父親を探す話がワンパターン化なので、寄って御評価は微妙なのだが、 PCを駆使した緻密な作画が細かい所迄描かれてあるので、4点とさせて頂きます・・・☆(^-^;;)(滝汗)続きを読む
投稿日:2010.07.27
芹沢鴎
発売日の頃に衝動買い。 別にコアな鉄ヲタではないので、中にあるネタについて行くのがキツかった。 美唄かわいいよ美唄。
投稿日:2009.08.09
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