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中川右介 / 幻冬舎新書 (24件のレビュー)
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planets13
フルトヴェングラーの厚顔なわりに小心な感じと、カラヤンの虎視眈々とした感じが対照的。チェリビダッケも含めて、3人とも尊大なのは変わらないかな。
投稿日:2023.12.24
飛べないヤマセミ
キレイな音楽の裏にこんなドロドロした嫌な世界があるのかと思うと、あの音楽は何なんだ?という気になる。 政治に利用される芸術、ドイツはさすが音楽…日本は茶の湯があったか…
投稿日:2021.07.08
バスタンテ
ベルリンフィルの常任指揮者をめぐる骨肉の争い。芸術にはついてまわる、暗黒面。 この本でチェリビダッケという第三の指揮者がいることを知った。
投稿日:2019.07.03
stanesby
少なくとも私の世代のクラシック好きにとって、フルトベングラー、カラヤン、チェリビダッケは大御所中の大御所。知らないものはないだろう。 フルトベングラーは神の様な存在とされるのに対し、カラヤンはステレ…オと映像時代の寵児、チェリビダッケは仙人(孤高とも言う)として扱われ同じ立ち位置ではなかった様に思う。 3者の確執については漏れ聞いていたが、ここまでのものとは知らなかった。著者はあくまでも自身の推測としながらも、何年何月何日に誰がどこにいた事まで調べ上げての推測には説得力がある。 それにしても神とも崇められる硬派(見た目)フルトベングラーが、実は優柔不断で女好きであった事に自分の中で信じたくないような思いがある。 デュトワの様に、見た目と行動に一致感があれば何の抵抗もないんだけれど(デュトワさんごめんなさい!) 続きを読む
投稿日:2019.06.12
ryu0218
カラヤンは超有名なので誰でも知ってますよね。 フルトヴェングラーはベルリン・フィルハーモニック管弦楽団をカラヤンに引き継いだ 史上最大の指揮者ともいわれています。 ナチス政権時代にはすでにして大指揮…者であったフルトヴェングラー。 ヒトラーが大のワーグナー・ベートヴェン好きであったためナチ政権の宣伝に利用されかけるのをすんでのところでかわす毎日。 一方、その大指揮者に憧れるカラヤンが如何にしてフルヴェンを嫉妬に狂わすほど成長していったか読み応えがあります。 第三の男として、天才チェリビダッケが登場します。 若くして才能を認められて世に出、戦後BPOの指揮を任されます。 しかしオーケストラの全人事権を求め、老齢の演奏者を一掃としようとしたしたため反感を買い、最後の最後でカラヤンに指揮者を取られます。 個人的にはこのチェリビダッケの政治や権力には無頓着で「純粋な芸術」の音楽を求めている姿が一番共感できます。人付き合いが下手で、求める音を出せない奏者はコテンパンにこき下ろす。スティーブ=ジョブズに似た天才性です。 いずれにせよ、この本で戦中からカラヤン帝国草創期までのことがよくできました。続きを読む
投稿日:2014.01.05
labo novo
本書に描かれた20世紀を代表する大指揮者フルトヴェングラー、チェリビダッケ、カラヤンが繰り広げる三つ巴の戦いは、「仁義なき戦い ── ベルリン・フィル編」とでも名づけたくなるほどの生々しさと妄執に満…ちている。 ヘーゲルはかつて「悪をも為しえる人間にしてはじめて善をも為すことができる」と述べたが、この3人が見せてくれたようなとてつもない妄執や疑心暗鬼があってはじめて、音楽にデモーニッシュな凄味がうまれてくるのかもしれない。続きを読む
投稿日:2013.10.20
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