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高根正昭 / 講談社現代新書 (56件のレビュー)
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Shopgirl
経営学大学院1年生春学期のリーディングリスト。研究すること、論文を書くこととは、というそもそもの考え方。研究者の研究の道筋をたどる文章はとても興味深く、アメリカの学の雰囲気も伝わってくる。
投稿日:2022.11.28
gakudaiprof
40数年ぶりに読んだ。表紙が変わっていた。読んだ当時は数量分析を行っていたのでよくわからなかったこともあったかもしれないが、現在では理解できる。 大学生が研究方法について考えるための本であり、卒論で…どのような研究方法を行おうかと考えるためにはいい本である。しかし、自分で研究方法を採用できる院生こそふさわしいのかもしれない。 1981年に逝去したということは、この本を出版してから2年後に死亡したということである。続きを読む
投稿日:2022.05.22
aya00226
このレビューはネタバレを含みます
赤の他人を他人とは扱わない社会性を身に着ける。 読み書きそろばんは、3つのR=reading、writing、arithmetic=基礎学科。 アメリカでは大きなキャンパスの中に多くの教授が住んでいる。 実験的方法は、社会科学の方法としては限られた方法である。小集団で現在の出来事しか対応できない。 1936年の大統領選挙では、リテラリーダイジェストは200万の意見を郵送で集めた。対してギャラップは、3000人の有権者しか含んでいなかった。無作為抽出法。 数量的方法と質的方法との対立。 サーヴェイリサーチの方法。 組織的比較例証法=統計的方法のようなサンプルに基づく証拠ではない。 数量的研究と質的研究ではスタイルが違う。 パス解析 参加観察法=ひとつの事例だけを詳しく理解できる。ひとつの事例では因果関係の実証はできない。 実験的方法、統計的方法、組織的比較例証法、参加観察法、 社会学の方法論 理論構築法 批評家は懐疑を基礎とする自己の職業に忠実でなければならない
投稿日:2022.03.15
FMD
「創造」とは「この世界に全く新しい何かを付け加えること」であって、「その為に何をどうすればいいのか」が本書では語られています。
投稿日:2022.02.05
中尾
社会科学の統計的手法や因果推論について。題材はかなり古い印象を受けるが、仮説検証のアプローチの基礎が詰まっている。個人的には『原因を推論する』の方がしっくりくる。
投稿日:2021.10.31
starkirari
社会学の方法論を、学生運動という現場からアメリカの大学院というアカデミックか世界に移った著者が、経験や時代の流れも踏まえたまとめち良書 具体と抽象の往復という大きな枠組みの中で、物語のように全体像を…掴むのか、あるいはサーヴェイリサーチや統制群を用いた実験、参加観察などの比較をベースとした方法で厳密に一部を切り取って掴んでいくのかの対立と止揚が描かれている。 この本が出版されてかなりの年月が流れているが、未だに日本の学問は記述的なものに留まり、社会科学の分野では永久にアメリカに追いつくことはないのだろうな、と実感した。続きを読む
投稿日:2021.09.06
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