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山口幸三郎 / メディアワークス文庫 (59件のレビュー)
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総合評価:
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ぱぱいや33
このレビューはネタバレを含みます
旅のお共として。シリーズ完結編ではあるけど、まだ続いてるので、シーズン1完結というところ。とはいえ、いまいち何がそんなに国を揺るがすほどのものだったのかははっきりせず、旅人がロストの被験者にさせられたのもそんな理由で、と思う。雪路のお兄ちゃんのこともはっきりしないし。確かにトウカの人生は気の毒で、ほんとそんな奴ら殺して構わないと思っちゃう。すごい親は大切に、みたいなていでこのシリーズは来てて、それが嫌だったけど、やっぱり最後にはこういう嫌な親もいるのだという話になるのだ。しかし、テイちゃんがお母さんのことを分かったというのはフィクション過ぎると思う。まぁテイちゃんの存在自体がフィクションだけどな。しかし、ここまでの4冊を一年半で書いたとあとがきにあって、すげーなーと思った。何たる駆け抜け方。そして、こんなに続くなんて思ってなかっただろうなぁ。
投稿日:2024.02.11
あきちさん
とりあえず第一部完結。 思いのほか入り込んで読んでしまいました。 ダークな内容の割にはスッと読めてしまうし、かといって薄っぺらな感じが無い。 まあ、最終的には“愛“なのだよ。というクライマックスも、「…きっとそうなるんだろうけど」と思いながらひねくれて読んでも涙腺が決壊しました。 ただ、雪路顧問の悪事とかモヤモヤする謎も残っているからその辺は第二部に持ち越しなのかな? このシリーズは読破してみたいです。 気が早いけど、年末年始はドラマ版観よう。 続きを読む
投稿日:2023.12.06
ふぅ
決着の巻ということもあり、ページを捲る手が止められない。 旅人の冷徹で投げやりな部分はすでに今までにも出た来ていたし、復讐とともに自殺しようとするのもあまり驚かなかった。 ただ、電話越しの声は視えないはずなのに陽子先生の声が届いたのは、なんか愛だなぁって思ってしまった。 あとはテイちゃんが旅人とどう関係するのか気になってたけど、まさかロストの作成者の娘とは思わなかったので驚き。でもこの先も二人は親子で仲良く過ごしていくことは間違いないので一安心。
投稿日:2023.08.25
日帰りトラックさんは40歳!プラスおっちゃん!
気にはなったが、思っていた終わり方とは気持ち違ったか。 それでも楽しませてもらいました。 普通の人間が“愛”云々を語れば、そいつぁキザなんだろうけど、この作品のアンタが“愛”を語れば、グウの音も出な…い。 やるねぇ〜 おっちゃんは、人間が不細工だわ続きを読む
投稿日:2023.06.27
葛城騰成
旅人がロストの被害を受ける原因を作った張本人____トウカ。彼女の娘を旅人が面倒を見ている。なんとも皮肉な話ですね。 五感を失い、苦しみに悶え、一度は自殺しようとした旅人は陽子先生の愛によって、生きる道を選んだ。 テイちゃんのお母さんのトウカさんの話は、胸に来るものがありました。とても感動してしまう。愛に満ちたストーリーでした。
投稿日:2022.09.14
衣亜
図書館で借りた本。 3巻を読み終わらずに読んでしまったかも。 物語の結末に向かって、色々な伏線を回収していて読み応えがあった。
投稿日:2022.01.19
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