【感想】日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

藤沢数希 / ダイヤモンド社
(105件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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54
13
5
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ブクログレビュー

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  • monta928

    monta928

    ミクロマクロ経済学、国際金融の導入部分を分かりやすく解説してくれている本書。本書をきっかけにさらなる深掘りをしていくと経済学の知識が身につきそうな印象を覚えた。

    経済学は日本では軽んじられている印象があるが、それゆえに為替変動など、真因がよくわかっていない人が多い気もする。

    本書を皮切りに経済学の知見を深め、世の中の動きを経済学の視点からも理解していきたい。
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    投稿日:2023.11.03

  • かるこえ

    かるこえ

    これが2011年に書かれたとは驚き。私は頭が悪いし経済学も全然理解できないし文中で難しい点も多々あったが筆者は精一杯噛み砕いて書いてくれていると思う。フェアな自由競争無くて国も個人も成長は無い。新作の教育本を楽しみにしている。続きを読む

    投稿日:2022.08.18

  • ののっち

    ののっち

    経済学をわかりやすく解説。小さい政府、市場経済が必要という理屈はわかる。ただそれを推し進めることが本当に成長につながるかは微妙。厳しい世の中にしないと成長はないよ、ということと思われる。グローバル競走の中では日本人のほとんどがじやくしゃに転落するのでは?とはいえ代案があるわけではないので概ね推し進めていくしかないのだろうとは
    思う。
    続きを読む

    投稿日:2021.11.14

  • takeyabu

    takeyabu

    P165 本当の成長戦略とはなんでしょうか?それはリスクをとって成功した人に報いる税制と、大胆な規制緩和です。高額所得者の所得の半分を税金として取り上げたり、もうかっている大企業の利益の40%を税金として奪い取ったりして、田舎の兼業コメ農家や特定郵便局長にお金をばらまいて必死になって集団票を買っても、国全体の経済なんかよくなるわけはありません。

    P188 金銭解決の金額ですが、月給数カ月分が適当だと思います。もちろん通常の退職金も。退職金+解雇するためのお金。
     今の法制度では大企業が正社員をクビにしようと思えば、ちょっと話がこじれると年収の2年分ほどの金を積んで仕事のできない社員に辞めていただかなければいけません。
    続きを読む

    投稿日:2020.06.01

  • T.O.

    T.O.

    Twitterやメルマガで現在でも精力的に発信を続ける、藤沢数希氏の著書。
    どうも経済学に苦手意識があったので、Twitter上で認知していた氏の本を手に取ってみた次第。

    基本的に氏は完全なる資本主義経済の信奉者であり、それに対して「代案はありません」とさえ述べる。その具体的な主張は最終章(第5章)に述べられており、自分としては態度を決めかねる極端な思想であった。ただ、読み進める中で、自分としても「基本路線は小さな政府と市場原理」という形では納得。その上で、それをどこまで基本に忠実に実行し、どこから政府の介入・規制等を行うべきなのか、そのバランス感覚の醸成して私見として持つことが、今後の課題であると認識した。

    なお、最終章以外(特に第2章〜第4章)は基本的な経済学の知識を平易に解説しており、所々クセはあるものの、とても分かりやすいと感じた。これらの部分は、マクロ経済学の初心者にもお勧めできる。
    続きを読む

    投稿日:2020.04.23

  • arasanta

    arasanta

    藤沢節で日本のいいとこ悪いところをばっさばっさと書いていくので痛快に読めます。
    9年近く前なので今となってはやや古いか。アップデートは金融日記で見よう。

    投稿日:2020.01.15

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