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加藤元 / 講談社文庫 (10件のレビュー)
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gabrielpetajirio
死んだ妻と残された夫、互いに一番目だった初恋の相手、母が一生大事にしている思い、娘を思う不器用な父の愛、不幸になるとわかっていながらそばにいたいと思う気持ち、離婚して手放した娘への母の思い、不器用で意…地っぱりな娘の幸せを後押しする父の愛。7つの短編は、どこにでもある市井の人々の人情や思いやりを、軽い笑いで包みながら描き出す。 笑って泣ける、泣けて笑える、そして読後にさわやかな余韻が残る物語。読んだ人それぞれに一番好きな作品があるような、珠玉の短編集。 もっとカトゲン作品を読みたくなった。続きを読む
投稿日:2020.12.14
りんご
すとんと腑に落ちる。 悲しくも不思議で、どこかあたたかい。 的確なことばづかいで読みやすく、やさしい気持ちになれる短編集。
投稿日:2018.11.10
gachi-folk
一編を読み終えた後の余韻。これが何とも良い。読後感では無く余韻。その中には啓蒙、押し付けは無く、派手な多幸感も無い。それでも素晴らしく良い。何だろこの感覚は?もちろん心地良いのは確かだ。それは読了後か…らずっと「カサブランカ・ダンディ」の鼻歌が止まらない僕の口が証明している。続きを読む
投稿日:2018.02.13
iyoharuka13
不器用だけど、人間味溢れる人々のちょっといい話ばかりを集めた珠玉の短編集。 登場人物の個性になんとも味がある。まるで古典落語の世界のようだ。街の匂いや人の匂いが文章から漂ってくる。人間描写の巧さは特筆…である。 お気に入りは「おかえり、ボギー」。こんな泥臭い純愛ストーリーは今時流行らないかもしれないが、この気持ちは日本人しか持てないだろうし、理解もできないだろう。ジュリーの「カサブランカ・ダンディー」って、この世代は絶対真似したよ。続きを読む
投稿日:2016.02.03
tamazusa_do
華々しいハッピーエンドはない作品集。 そこはかとなく、不幸せ感が漂うが、不幸なのかというとそうでもない。 人はそれぞれ、様々な価値観で生きているのだ。 『あの人への年賀状』が、一番好き。
投稿日:2014.10.26
kamiusagi
良いお話でした! 良いお話が7つ入っています! 例えばレストランで美味しいサラダが7種類出てきたら、後半イヤになりますよね! 正直、そんな感じでした 読むの飽きてくるの! でも、不器用だけど人情…味溢れ、人間が一層いとおしく感じる7篇が入っていると、帯には書いてありますから。。。続きを読む
投稿日:2014.06.24
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