【感想】プリンシパル 3

いくえみ綾 / Cookie
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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5
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ブクログレビュー

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  • ぽっぽ

    ぽっぽ

    このレビューはネタバレを含みます

    糸真(しま)は母親の再婚を機会に東京から北海道の父親のもとへやってきた。
    和央(わお)と弦という男子二人に出会い、同級生、そして家が近所であることから親しくなる。
    そして、和央に恋をしてしまう。
    しかし、以前クラスメイトとうまくいかなかった経験のある糸真は「近付くと女子に無視される」と噂の人気者の二人のそばにいることにヒヤヒヤ。
    でも、気になるものは仕方ない!

    *****

    “いくえみ男子”と2巻の帯にもありましたが、本当、いくえみさんの描く男子はカッコイイ。
    今回は一見とっつきづらいけれど面倒見の良い弦といつも笑顔だけれど少し影のある和央。
    いつもニコイチの二人と一緒に過ごすうちに糸真は和央のことが気になってくる。
    前の学校で女子とうまくゆかなくなり、北海道へ逃げるように転校した経緯のある糸真は今回は失敗したくないと気が気ではない。
    幸い仲良くなったクラスメイトも励ましてくれるし…と健気に和央を想うのであったが、実はその仲良しの晴歌(はるか)が「ハブる主犯格」だったという。
    うっわー、こわーと思うが、それを機会に腹を割った仲になると、その意地悪な女子はなかなか素敵な性格の女子であった。
    いいキャラ。
    主人公の糸真ちゃんももちろん喜怒哀楽がしっかりしていて上がったり下がったり忙しい女子も共感できるし、一生懸命な様がかわいい。
    3巻で晴歌が和央に「色でゆうなら弦は白キャラあんたは黒キャラ」と言ってのけるシーンがあり、確かにそうかも、と。
    和央の方が腹の内が何気に見えなくて扱いにくいタイプかも、と。
    弦は好き嫌いがはっきりしている分、分かりやすい。
    私からすると、どっちもどう扱っていいか分からないけれど(笑)どちらもきゅん、とくるところがちょこちょこあって、やっぱりいくえみ男子はいいなぁと思うのでした。

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    投稿日:2019.05.21

  • naaaaatsuk1

    naaaaatsuk1

    このレビューはネタバレを含みます

    わりとあっさり和央と家族やれてる糸真。これは和央との恋愛進展なさそうだなぁ。これで進展してったらなんか複雑だし義姉弟ものは苦手だし。和央と弦の2人はまったく口をきかなくなったと。もうどうしたらいいかわからないとボヤく弦にバシッと喝入れる糸真良かったな。でも和央がキレたところのが面白かった。机に突っ伏す和央に黒キャラだって言えちゃう晴歌すごい。うける。それにしても弦は晴歌が自分のこと好きなの知ってたんだね。びっくりした。和央と弓先生が両思いだと。だから先生ちょこちょこ和央に会いにいったりしてたのか。それは認めろよだな。糸真失恋かぁ。晴歌タイミングのいいときに告白するって言ってたけどまさかそのタイミングとは。わからん。弦と晴歌、和央と先生ってなったら糸真どうするんだ。主人公じゃないんかね。

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    投稿日:2018.07.01

  • arianrhod

    arianrhod

    なんだかな、もやっとする。誰も悪いわけじゃないんだけど、解っているけど、弓がキライ。そして弓に一途な和央がキライ。これは糸真にすっかり共感してしまっているせいなのか。和央の気があるのを知りながら突き放すそぶりで、何かと理由をつけて愛犬をあずけたり、お土産を渡しにいったりとその愛を隠しきれない彼女。身を引き忍ぶ女性のようでそうでもない心情と行動が空恐ろしくてすっきりしない、応援できない。彼女が歌ったラフマニノフのヴォカリーズを聴きながら、漂う重い空気に堪えつつ記入。まるで未練たらたらの弓の心の歌のよう。続きを読む

    投稿日:2018.03.05

  • pika24

    pika24

    和央がキレたシーン面白かった

    弓さんにも闇があるのかな

    和央と両想いなんだなー
    ちょっと意外な展開だ。

    投稿日:2014.11.24

  • eiphone

    eiphone

    最近の女子高生ってこうなの。少女漫画だからキラキラしていて当たり前か。北海道弁というか、北国の方言にホッコリくる。

    投稿日:2013.02.15

  • okacheap

    okacheap

    うーん、ちょっとこの作品は、この先、どうなるかな。いくえみ作品の場合に僕が思う、どうなるかな、は、続いていくのかな、という点。意外に、あっさりと終わってしまわないかしら、と。潔く柔くの時のような長期的な何かが、この作品には今のところ、見えない。(12/3/20)続きを読む

    投稿日:2012.08.07

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