新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
村田沙耶香 / 講談社文庫 (42件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
わんわ
著者の描く性は生々しくも淡々と機械的で変な官能さを感じないところが個人的に好きだ。 理解するには圧倒的に経験が足りないが、自分の理想とする性の姿を追い求める主人公たちは素敵だと思った。
投稿日:2024.02.19
かのん
【2024年5冊目】 性に纏わる2つの話。性の話というと、どうしてもどこかいやらしい感じになりそうなものですが、村田沙耶香さんの書かれる話は「生き物としての本能的な性」という感じがして、結構生々しい表…現が多くても、なんだか淡々としているのが不思議です。 主人公はそれぞれ性について、人とはちょっと違う感覚を持った女性。二人が友達になったら仲良くなれそう。性を軸にして新たな価値観を探るのというのが、両話に通じることかもなと思いました。続きを読む
投稿日:2024.01.08
ぽん
この作品を本当の意味で理解するには私はまだ経験が足りなすぎるけれど、村田さんの文体をとにかく楽しんだ。表題作の最後が少しピンと来なかったので、誰かと話し合いたい。
投稿日:2023.12.27
橙色の屋根
表題作ともう一遍入っている。 村田氏の作品は2作目。私はいつも主人公じゃない、主人公から見ると苦手な、強めのキャラクターだな、と思う。こっちが常識なんだ、と振りかざして安心してる方だ。 若い頃は梓でも…、年を取ればもう少し丸くなる。認められる。この年になってやっとほぐれてきた私は遅いけど。 3人にはずっと繋がっていて欲しい。 ガマズミ航海も好き。読んで良かった。この年までモヤモヤしてたものがスッキリするヒントを貰った気がする。続きを読む
投稿日:2023.10.16
小雪
「星が吸う水」も「ガマズミ航海」も女性の性欲を扱った作品だったが、どちらもとても面白かった。 本当に村田沙耶香は社会通念をぶち壊してくれる。「精液を出すまでがセックス」って誰が決めたんだろうね。まあそ…こまでしないと受精できないからそうなったんだろうけど。男は狩る気持ちで、女も狩る気持ちでセックスに望んでるのに、男は勲章で女は弄ばれたという判定になる。社会通念がそうなっているから。 本当に全文が面白くて、うわ最高だな……女の性欲に向き合ってくれる村田沙耶香大好きだ……と思いながら読み切った。続きを読む
投稿日:2023.09.03
真琴
本当の肉体関係はどこにあるのか?自分の絶頂のためだけに男を漁る鶴子。 あるいは、性行為ではない肉体関係を極めようとする結真と美紀子。彼女たちの行き着く先は。 その自由すぎる発想に驚愕します。しかも…作品は13年前。今ほどLGBTとか浸透してなかった頃。少しは彼女たちが生きやすい世の中になっただろうか。続きを読む
投稿日:2023.06.25
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。