【感想】最後に残るのは、身体だけ 自分を見つめなおす「整体の智恵」

三枝龍生 / 講談社+α新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ova3

    ova3

    整体の野口晴哉さんのお弟子さんだった方。野口整体の話が中心ですが、野口体操の野口三千三さん、構造医学の吉田勘持さん、マクロビオテックの桜沢如一さん、「内臓が生み出す心」の西原克成さんなど、私が本を読んだり、話に聞いていて身近に感じていた方たちがどんどん出てきて、さらに全部がスッキリと繋がっていったので、一種爽快な気持ちで読了しました!続きを読む

    投稿日:2017.04.09

  • Dr.(読多ー)あんころ猫

    Dr.(読多ー)あんころ猫

    面白かった。読んでいて目からウロコも多数ありでした。しかし本書を読んでも食事と身体に非常に気を使っているという印象の三枝氏ですが動画や写真などで御姿を見るとなんとなーく違和感を感じる。何でだろ・・・。

    投稿日:2015.07.25

  • noahnoahgood

    noahnoahgood

    治療家・野口晴哉氏の残した名言を核に、著者のカラダ観を綴ったもの。三枝さんの著書すべてに共通することだが、知っていると得する情報がいくつか得られる。今回もそれらを抜粋すると、

    ●人間は縦長で足先の血液を頭頂まで持ち上げる循環機能を用いて生きているため、重力には弱い構造になっている。地球表面の重力は1Gであるが、これが3Gになると人間は気持ち悪くなり、5Gで気絶し、これが長ければ簡単に死んでしまう。脊椎動物はすべて5Gでは生存できなくなる。ちなみに細菌類は40万Gでも生きられるので、丈夫さにおいては勝負にならない。高層ビルから飛び降りても細菌は死なない。

    仮に寝なくても、脚を伸ばして上体を起こし、頭と脚の高低差を1m以内にしておくだけでも血液循環は大幅に改善される。立ちっぱなしの状態は寿命を縮める。

    ●電力会社とガス管を設ける建築業者の思惑が一致し、オール電化が進んだが、健康面においては未知数である。IH調理器でしゃぶしゃぶをしても殆どアクがでない。すなわち肉の毒が外に出ないで内にこもる。あこぎなしゃぶしゃぶ屋なら、安い肉を使ってIHで調理して、アクが出ないのは良い肉だからと言いくるめることができるだろう。

    ●冷たいものを飲む極意としては常温で保存しておいて、氷を入れたコップに注いで飲む。これだと飲み物そのものを冷やして飲むほどには冷えの影響を受けない。

    ●野口整体でいう禁点とは、みぞおちの指2本下に、米粒半分位の硬結ができたとき、人は4日以内に死ぬ現象を教えるサイン。

    ●宮脇昭 潜在自然植生 森というのは高木だけでできているのではなく、ドイツ語では森の下に森があるという。高木、亜高木、低木、下草がひしめき合い、競争し、我慢し、共生することで成り立っている。いわば、長屋で共生している姿こそが、森であり、人間も含めた生物の基本である。

    などのエピソードが印象に残った。マクロを理解し、独自のカラダ観を持って活動する著者には、親近感を感じるとともに尊敬の念を抱いている。今回の著書を読み終え、その思いが一層強くなった。
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    投稿日:2012.02.13

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