【感想】バッファロー５人娘　通常版

　丑年に牛の作品を読もうと探していた物が半端な時期に手に入ったので、折角なので最後辺りで締めようと１２月に読んだ一冊。

　娼館から逃げ出した５人の娘がドタバタ追われて逃げての物語。
　いろいろ深い要…素もありそうなんだけど、分かりにくく・・・。
　・・・コレじゃ伝わらないのもわかるんだけど、よくわからなかった作品を語るのは難しいわけで。
　不思議な力ありの逃走劇。
　愛の要素もコメディも織り込まれ、無難に激しくアクション。
　娼館の娼婦が主人公と言うことで、裸のシーンはちょいちょい出てくるが、お色気という感じでも無く、かっこいいヌード。

　厚めの同人誌のような印象。続きを読む

女性の魅力を最大限に引き出している。5人それぞれ異なる性格の女の子たちから、女性として生まれて女性として生きていくことへの希望や絶望、勇気や努力と、学ぶことが多すぎる幻の作品。

世界観や、絵がきれいで、それぞれの悲しみを持った登場人物たちが魅力的（見た目も中身も）。
大人のおとぎ話という感じで、別世界に引き込まれた！

モヨコさんの描く強く可愛い女の子は憧れ。絵とか話がとびきり上手いとは思わないけど、なんとなくたまに開いて読みたくなる。手入れをしている、されている女の人はうつくしい。

安野モヨコらしいキュートでセクシーなかんじ♡
ストーリーどうこうより、安野モヨコの絵を見てるだけでシアワセなきもちになれる！女子力あがる！
やっぱりこれって未完作なんですね。