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緑川愛彩, 日吉丸晃 / ビーズログ文庫 (4件のレビュー)
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ひろ
このレビューはネタバレを含みます
ボニー・ブランシェ以降、ぱっとしないなぁ……と思ったけど、千代の花よりこっちの方が先なんだね。適当に積んであったから順番わからなくなってた。 で、千代の花が失敗したなーと思ったんだけど、なんでこっちの続きじゃなくてあれになったのかは謎。大人の事情? 正直、千代の花よりはこっちの方が面白く読めたんじゃないかな。 でも、イラストが微妙だったである……。綺麗なんだけど、文章からのイメージとだいぶ違う。
投稿日:2014.01.15
やお
“「お嬢様、そろそろ素直になったらいかがです?本当はもうずっとジル様と、仲直りするきっかけがほしかったんじゃないですか?」 胸の奥底に隠していた願望をのぞかれたようで、ぎくりとした。 けれどエメは何も…驚くことはないと、普段通りの愛嬌ある笑顔を浮かべる。 「だってお嬢様がご自分のために描く絵って、みんなジル様を題材にしているじゃないですかあ。しかも、あんなにいっぱい。……ジル様がせっかく、こんなふうにきっかけをくれたんですもの、今度はお嬢様がジル様の手を取りにいかなきゃあ。ね、ユベール」 「…………」 相変わらずユベールは何も答えない。しかしエメも慣れっこで、「でしょ?そうよねー」と謎の会話を成立させている。”[P.46] 序盤は素直になれないマリオン。 家出した理由も絶交したくなった理由もちゃんと筋通ってて。 ジルの仕草がたまに可愛い。 面白かった。 表紙背景が白いってちょっと珍しいかも。 “「ジルはあたしを、ただの友だちじゃなくて、親友だと思ってくれているってこと?」 「え……」 険しく顔を歪めたジルは、相当傷ついた様子で黙り込んだ。 しかしマリオンは「親友」という特別な響きに、すっかり舞い上がっていた。 たった一人の幼なじみ。そして友だちから、親友へ。 絶交していた年月が長すぎて、もう友だちにすら戻れないと思っていた数日前には、考えられなかった。こんなに大変な一夜を過ごすことになることも、その結末に待っているご褒美が、こんなにいいものだってことも。 水際にそびえる柳の木の枝で、隣に座ったジルがそっぽを向いてしまっている。水上に脚をぶらんと下ろしたマリオンは、彼の腕を摑み、わくわくする気持ちで言った。 「親友ができるなんて初めてよ!これであたしたち、もっと近づけるのね」 「……そうか。そういうことになるのか」 何か明るい兆しが見えた、という顔でマリオンに向き直ったジルは、ニッと笑った。”[P.246]続きを読む
投稿日:2012.10.28
うらこ
この方のお話は初めてだったんですけど、世界観がちょっと微妙でした。 伯爵令嬢だけど型破りなお嬢様のマリオンとか、マリオンを大切に思ってはいるけど、事情でマリオンを避けてるジルも、いいんですけど、追われて逃げた先は、特殊な部屋だったり、ジルに翼が生えたりってところが、うーんって感じ。 これで終わってもよさそうですけど、正体を明かして王の前に出ていきそうな感じもしますし、屈折してるアダム王子がマリオンに惹かれそうな感じもするので、次もあるのかな?
菊月茉莉
この方の前のシリーズはヒーローが好きになれなくて途中でやめちゃったんですけど、これはそれなりに面白く読めたかも。最初はマリオンにオイオイってなってましたけど、途中からは自分の言動を反省して素直に素直に…ってなってるのが可愛かったです。続きは出たら多分買う。続きを読む
投稿日:2012.09.21
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