【感想】ホーリーランド 12巻

僕の嘆きは牙に想いは拳に…受け止めてくれる人がいた…声が聞こえる皆の呼ぶ声が これは儀式だ毎日のように繰り返されてきた儀式…ここで僕は自分を空にする…そして僕は…もう一度あの人に会う 一朝一夕で出来る…ワケじゃねーし 山崎詣で 僕の見た中で…山崎さんのストレートが最高だ 得るモノは何もなかったぜ‼︎残ったのは不快感だけだ お前のように打つ気満々でピタリと構えてはどこが動いてもすぐ相手にわかられる…だからボクサーは拳や肩足…小刻みに動かしてその動きの中に！初動動作を隠してしまうんだ‼︎あくまで動きの中でパンチを出す ディフェンスが良く冷静なタイプだ‼︎ 自分を恥じる…怖さ 詭弁 逃げ口上 身勝手で小っせえ自己満足…どーしよーもねえ、感じだったよ 街を卒業する為さ‼︎そしてお前を選んだのはお前が俺にとって''街''そのモノだからだ‼︎ お前が街の代表だ‼︎ 心が…澄んでいる…皆の顔がよく見える…見てもらおうすべて今の僕を皆に見てもらおう 若者の問題を語るより恥を知らない大人を問題にしたほうがいい。問題だらけのこの社会を作った大人を僕らは見てきた。続きを読む

ユウの人間関係構築力のなさが、今回、自分の力だけで微妙に解消されたところが、心理学的に面白いと思ったところ。
”先輩”と”道場”がキーワード

家にも学校にも居場所がなかったユウが見つけた居場所（ホーリーランド）は路上格闘だった。
気弱な少年が成長していく青春ストーリー。