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三川みり, あき / 角川ビーンズ文庫 (16件のレビュー)
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いのすけ
このレビューはネタバレを含みます
読了。 読みながら、ミスリルの変調がベース音のようにずっと流れ続けていた。 『銀砂糖師と青の公爵』で語られていた水の妖精の寿命の話が思い出される。 「水の妖精は、寿命が自分でもはかれないと常に言っていた。数百年生きる者もいれば、数年で消える者もいると」 ミスリルも水の妖精なのだ。 ノアとの再会。うれしいシーンだった。 羽をめぐっての人間と妖精の対峙。 どう考えても矛盾を抱えているのは人間の方だ。難しい。 苦悩するアン。でも最善手を選んでいかないといけない。難しいなあ。 シャルの存在。概念化しそう。 銀砂糖妖精のお披露目会。 ジョナス、変わったな。前に進んでるやん。よかったな。 妖精の歌のシーンは感動的だった。 その歌に力をもらって、シャルがついに決意する。 「手放せない。誰にも、渡せない。」 そして、シャルの告白。ついにきたあ。 ところがだ。ぐぬぬ。やっぱり、アンはかかしなのか! シャル一世一代の告白が、コントになってしまったじゃないか。 そういうアンがやっぱり好きなんだけれど。 「だから俺様はハイランドで一番幸せな妖精だぞ。一番なんだぞ。すごいだろ」 すごいぞ、ミスリル、わかってる。ああ、こんなん泣いてしまう。ここは電車の中なのに。 いよいよラファル登場か。めっちゃええ奴に生まれ変わってたらそれはそれ。
投稿日:2023.10.14
コプ眠
通巻9巻、銀砂糖妖精編3巻(終わり) 銀砂糖妖精を育てるための妖精商人からの借入契約もでき、技を教え始めるものの、ずっと奴隷だった妖精たちの不信感と戦うことになった、アン・キース・キャットの妖精仕込組…。信頼関係の築き方などに、人間社会と同じような縮図が透けて見える、良い展開でした。 ミスリルの寿命が来ているような描写がずっとあり、ミスリル、ついにいなくなるのか~?と思いながら読み進めますが、これが次の砂糖林檎編への布石になって行きます!そしてついにシャルが開き直った!甘々モードになるかも…。恋愛事情も楽しみに読んで欲しいです。続きを読む
投稿日:2023.01.30
葉月
銀砂糖妖精を育てるための計画の始まり。 アンとシャルの恋路。 様子のおかしいミスリル。 今回もどきどきしながら読みました。
投稿日:2022.10.06
永遠ニ馨ル
人と妖精の有り様を変えるべく踏み出す第一歩。 理想は遥か遠くて、けれど、動かなければ変わらない。 アンが、母エマと一緒に見つけた生きる力だ。 そしてかたや、シャルもアンとともに生きていく道を選ぼうと…していて。 人間同士でさえ、選びあった相手とともに生きていたって困難や不幸はあるものだ。 だから、困難や不幸は当然として、 その不幸を超えるほどの幸せを見つければいい。 あーもー、甘酸っぱいわぁ。(でもやめられない)続きを読む
投稿日:2022.09.24
mojae
シャルとアンがいたからできたことなんだよねぇ 信じてもらうための覚悟を見せられるアンが素直にすごい 受け止めるヒューもさらにすごい ヒューを見てるとかっこいい大人になりたくなる
投稿日:2018.08.31
kikirumi
本格的に妖精の立場改革?が始まった。 気づけば15歳だったアンも17歳。職人として、確信を持って指示できるほどになっている。恋愛事には成長が見られないが、妖精に対する考え方はかなり確立してきた。 … ノアは相変わらず可愛い。ジョナスは丸くなったというか、大人になったのが少し残念。ミスリルは元気がないが、何とか頑張って欲しい。 そしてようやくシャルが自分の幸福のために動いた。よかったよかった。続きを読む
投稿日:2016.09.22
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