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田中芳樹 / らいとすたっふ (6件のレビュー)
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kazuhisachiba
まるで講談が文字に起こされた文章のように流れるような筆致で,唐太宗皇帝の命を受けた実在の人物,王玄策達使節団の冒険活劇の一幕が描かれる.結末が早く知りたくて,ページを捲る手を止めるタイミングを逸する程…度には,脂の乗った田中芳樹節が堪能できる.続きを読む
投稿日:2024.01.22
kuroinohos
一桁世紀に、支那の文官が、天竺へ行って、いろいろあって掴まったのでちょっと脱走してその辺で兵士借りてちょっとボコって帰る、といふ史実とやらに取材した話。 しかもこの方、衒ひのないものながら、玄奘三蔵…法師の関係で一回、これの後まう一回、普通に天竺往復したんですって奥様。 支那人はウシについて、息の他に乳汁は基本摂取しないといふトリヴィアが面白かった。 藤田和日郎先生の表紙はかっこいいのであった。続きを読む
投稿日:2018.04.05
適当人
このレビューはネタバレを含みます
初唐の時代に実在した、王玄策の波乱万丈なインド旅行?を 講談調(紙芝居風)の軽快なタッチで描いてます。 田中先生の架空戦記モノは未読なので知りませんが、中国物に 関しては、人物造形が全体的にアッサリ風味な印象ですが、この 作品においてもその特徴が良く出ています。 文官にして驚くべき戦功を立てたものの、割と注目されてこなかった ことを思えば、田中先生の軽やかな描写と良く合う気がします。 たまには違った感じの小説を読みたい方にオススメします。
投稿日:2013.11.06
nonmasashi003
王玄策と言う唐初に天竺まで使節として旅をし、天竺に起こった不当な王朝を正す話。 史実(もちろん詳しいことは?)には一応のっているらしい チベットとネパールの軍隊を率い、インド側の軍を破るのだからたいし…たもの。続きを読む
投稿日:2012.03.09
のぶこ
中国・唐代、王玄策という人とその一行が天竺(インド)へ旅します。 その道中の冒険の話。 知恵を働かせて、&勇気・観察力…etc.…で、ふりかかった災難に立ち向かっていく主人公。 結構、史実を元に…しているらしいです。 台詞以外の部分が、漢文読み下し文のような文体で、かつナレーションのように書かれていて、読みやすく、どんどん読めます。 面白かったです。続きを読む
投稿日:2012.01.08
hyochio23
歴史上にはあまり名前の出てこない人物が、実は凄い事をやってのけていたんだよ。ごく簡単にいうとそんな感じ。 物語は紙芝居を観ているような口調で進行します。
投稿日:2011.12.18
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