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宮部みゆき / 講談社文庫 (24件のレビュー)
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ライナス
宮部ワールド全開 「見た目の美しさだけで支えられるほど 人生は軽いもんじゃないのよ!」 人間のもつ 感情が 人を狂わせる
投稿日:2024.05.12
歌菜
お初捕物控2作目。失踪する理由もない二人が忽然と姿を消した事件の発端は、女性が持つ「迷い」嫉妬と憧れ。美しさと醜さ。これらはすべて表裏一体で、だからこそ扱いが難しい。人の悲しみも苦しみも、恨みも嫉妬も…赤裸々にして、最後には全部吸い取ってくれるような、スッキリするお話だった。猫の鉄くんが可愛くて良かった。お初さんシリーズも続編待ってます!続きを読む
投稿日:2024.04.16
hituji8
このレビューはネタバレを含みます
最後はどうなるかわかってはいても、面白いし先が気になる。特に猫たち時に「鉄」がいい。とてもいい味を出して物語のアクセントになっている。最後の対決は…ややあっけなかったような。娘たちが天から降ってくるくだりも。
投稿日:2024.04.14
やすこちゃん
人間の妄念というか、情念というか、本当に恐ろしい。今回は女性の美しさへの拘り、嫉妬、思い通りにならないことへの怒り等々わかる部分が多く、考えさせられる作品でした。でも、右京ノ介さんが少し頼もしくなったようで嬉しかったし、猫の鉄ちゃんとお初ちゃんのやり取りも楽しくて、続きが読みたくなりました。お初ちゃんと右京ノ介のさんの恋の行方も気になるし。宮部先生、是非お願いします。
投稿日:2023.12.03
海月
読み終わって本棚にしまおうとして気づきました。 何年も前にこの作品、読んでるじゃん!!(新装版じゃない方) 本棚にしまう時まで全く気付きませんでした。 ショックです・・・。私ボケちゃった?!(汗) と…、私の事はさておき・・・ということは、前回読んだ時も、あまり印象に残らなかったってことか~。 今回もまあ面白かったけどその程度でした(←生意気!) 宮部作品の時代ものは、説明や前置きが少々くどい気がして現代の作品の方が私は好きです。 とはいっても、これからも新刊が出るたびに読み続けると思いますが(笑) (2023/10/8、他の読書管理サイトからお引越し。レビューは読了日に記載。)続きを読む
投稿日:2023.10.08
tuppence
お初、よくがんばった。 あんな恐ろしい事件に巻き込まれて、怖くても、逃げないお初は、なんて素晴らしいのだろう。 今回は、猫の鉄が大活躍なのも嬉しかった。 お初だけに言葉が分かる、ちょっと生意気な猫の鉄…。 右京之介との仲は、どうなっていくのかな。 右京之介も、もうちょっと自信を持てるようになったらいいね。好きな算学で何かどんっと実力を発揮できたらね。 お父上との関係も、変わっていけそうな感じだし。 それにしても、天狗の正体はなんとも切なくやりきれない。 あのラストで、救われたのだと思いたい。続きを読む
投稿日:2023.01.26
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