【感想】いちばんすきな花 シナリオブック 完全版〈下〉

生方美久 / フジテレビBOOKS
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
2
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • ざわ

    ざわ

    脚本家の生方美久さんのあとがきにてドラマに込めた思い、考えを知ることができて良かった。
    そうだよなと思うセリフにいくつか出会えたことで、自分の気持ちを肯定してもらった気持ちになれた。

    投稿日:2024.01.28

  • 37skp

    37skp

    美鳥ちゃんが出てきたことで、今までの展開が少し変わります。はじめから4人につながる伏線はあったのに。人がその人を見ているのはその一面でしかなく、本当のその人は多面的である。男女の友情は存在するのか、結局人それぞれでしかない。生きづらさを生きる、みんなで集まって見るドラマではなかったかもしれないが、それぞれの胸に、自分を感じさせるドラマだったと思う。そして、相撲や、ムラサキちゃんの伏線回収は見事であった。続きを読む

    投稿日:2024.01.03

  • かな

    かな

    このレビューはネタバレを含みます

    ・6話
    紅葉「…ん?え、間違ってたらすみません」
    椿「間違っててもいいよ、なに?」

    楓「(小さく溜め息)俺、5歳くらいから気付いてたんだけどさ」
    椿「なに」
    楓「兄ちゃんさぁ、その優先順位に、自分の気持ち入れ忘れてんだよ。ちゃんとエントリーして」

    ・8話
    夜々「誰かの前だけの自分ってあるじゃないですか。嘘の顔ってことじゃなくて」

    ・最終話
    夜々「何が好きって話ができるのも良いけど、何が嫌いとか苦手とか、そういうのちゃんと言えるの」
    美鳥「なるほどね。夜々はずーっと嫌いってことが言えなかったんだもんね」
    夜々「そう。今まで好いてくれた人たち、みんな当たり前に好きなもの聞いてくるの。何が好き?これ好き?って。でも、好きな人たちに、自分が何を嫌いなのか知ってもらったら、すっごい生きやすくなった」

    美鳥M「他人の価値観なんて理解できないけど、理解したいと思える他人と、出会えることはある」

    美鳥M「一番好きな人は、ひとりじゃなくていい」

    ・あとがき
    当たり前に誰でも多面の立体であるというのに、自分から見えるひとつの平面がその人のすべてだと思い込んでしまう。思い込まれてしまう。

    最初から勘違いも何も、新しい一面を知っただけの話なのに。無愛想な人見知りもわたしなのに。勘違いしてたんじゃないよ、決めつけてただけだよ。

    心穏やかに、大切な人や物を大切にして、すきな人とすきな自分で過ごすために必要なのは、そうじゃない人や物への無関心だと思う。すきもきらいも両想いだとうれしい。あなたにとってのゴミは、ゴミでいい。その価値観を変える必要なんてない。ゴミはゴミ。ゴミはゴミ箱へ。そしてゴミの日の朝にゴミ袋の口をしっかりと閉じて、指定のゴミ捨て場に捨てる。それでいい。そうしてほしい。あなたのゴミを撒き散らかさないでほしい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.02

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。