【感想】民主主義の人類史――何が独裁と民主を分けるのか?

デイヴィッド・スタサヴェージ, 立木勝 / みすず書房
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ファビュラス占星術師

    ファビュラス占星術師

    久しぶりにこんな分厚い本読んだけど、おもしろかった。
    各地域の民主主義の成り立ちを、地理的、文化的、科学的、あらゆる観点から紐解いていく。
    だけど正直議論についていけない部分も少なくなくて、やはり一度世界史をきちんと勉強しなくてはいけないなと痛感した。
    デモクラシーについてきちんと勉強してきた人には少し物足りないかもしれないが、私みたいに各地域の特徴をさらっとおさらいしながら、要点を掴み、ポイントとなる箇所は深く知りたい、みたいな知識レベルの人にはとっておきの一冊だと思う。
    世界史をきちんとさらってから改めて読み直したい。
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    投稿日:2024.04.08

  • kun92

    kun92

    毎度反省するが、ちょっと勉強しようと思って、新書感覚で外国の研究者の、「一般向け」本を手に取ると後悔する。

    事例が多すぎて、回り道が長くって、何言ってんのか道に迷う。
    訳者の問題があるのかもしれないが。

    初期デモクラシーと、初期オートクラシーの発生の原因を、社会と国家の力学、徴税のために地方の力が必要か、官僚制で行ったかということを軸に置いてると思うんだが。
    歴史的な、あそこはこう、そこはこういう説明ができると、はれほれひれはれで、少なくとも出勤電車内で数日に分けて読むとなんだっけに陥った。

    欧州にデモクラシーが発展したのは、農耕を中心とした文化が遅れたからだってのは驚いたな。じゃあなんで世界を席巻したかって言えば、火器だけは発達したから。

    面白いと思ったのは、シナとロシアになぜデモクラシーが無いのかっていうところだが、正直、読み通すだけだった。
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    投稿日:2024.03.15

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