【感想】真夜中法律事務所

五十嵐律人 / 講談社
(29件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
2
6
16
1
0

ブクログレビュー

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  • Persimmon

    Persimmon

    犯人が有罪とされないと成仏できずに幽霊となり事件現場に留まらさせれる。動けるのは丑三つ時のみ。
    そんな幽霊を見ることができるようになってしまった検事・印藤。同じく見られる弁護士・深夜とともに、成仏させるために事件の真相を追う。

    冤罪だったり、心神喪失で起訴されない事件もある。
    本書はどちらかというと、成仏できない幽霊の悲哀より、起訴されない事件に対する検察への苛立ちの方が強く感じた
    続きを読む

    投稿日:2024.05.17

  • beni

    beni

    #読了 #真夜中法律事務所 #五十嵐律人
    検事である印藤塁は、夜道に立ち尽くす幽霊と出会う。同時に現れたのは自称「案内人」。現世に縛られた幽霊を救うため、ある場所に導いているという…

    特殊設定フー&ハウダニット。幽霊の存在がある事によって、余計複雑になっている。読みやすい。続きを読む

    投稿日:2024.05.06

  • まき

    まき

    このレビューはネタバレを含みます

    〈その日から僕は、死者が視えるようになったのである──〉
    それは暗い夜のことだった。
    検事である僕・印藤累(いんどう るい)は、夜道に立ち尽くす幽霊の存在に気づいた。
    動揺する僕の前に現れたのは「案内人」を自称する親しげな青年・架橋昴(かけはし すばる)。
    彼はこの世に未練を遺す幽霊を、ある場所に導くというのだ。
    それは、真夜中にだけ開かれている弁護士事務所……その名は「深夜法律事務所」という。
    (アマゾンより引用)

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    投稿日:2024.05.04

  • ともりぶ

    ともりぶ

    このレビューはネタバレを含みます

    面白い!死者の成仏に尽力する人々の話だけでも面白い設定だったが、完全犯罪につながるとは!仕置人側ではなく検察官側の話なのも良い。

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    投稿日:2024.04.21

  • すぎっち

    すぎっち

    このレビューはネタバレを含みます

    殺害された被害者が真犯人が捕まらないと幽霊としてこの世に残る設定のミステリ。
    検察の主人公と弁護士である深夜、助手の幽霊の架橋がメインで進んでいく物語。
    日本の起訴率の低さを訴える内容になっているように感じた。
    異なるさ3つの事件が重なり、幽霊を共犯とするトリックはとても面白かった。
    大きく動く事件が一つだけだったので、続編が出るのを期待。

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    投稿日:2024.04.01

  • ハルめめ

    ハルめめ

    事件や事故で人が亡くなったとき、真に裁かれるべき人が裁かれない場合、死者は幽霊として彷徨い成仏することができない。そんな幽霊たちのために開かれた法律事務所。死者が視える検事と弁護士が事件の真相を追う。論理的展開に幽霊という非科学的なものが相対してそれが切なさを作り上げていく。なかなか面白かった。続きを読む

    投稿日:2024.03.22

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