【感想】あたりまえだけどなかなかできない 係長・主任のルール

井上和幸 / 明日香出版社
(10件のレビュー)

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    <本のタイトル>
    あたりまえだけどなかなかできない 係長・主任のルール

    <本の紹介>
    仕事人生の9割は係長・主任時代で決まる!
    はじめての役職でどのようにふるまっていいかわからない。
    プレイングマネジャーとして、自分の仕事かマネジメントかどちらかが犠牲になり、
    思うように成果をあげられない。
    そんな主任・係長の、仕事のうえでの悩みを解決。
    はじめてのリーダーのための、一生モノのバイブル。

    <何が書いてあったか(誰でも書ける)>
    ★1章:係長・主任の仕事のキホン
    ・会社の中で「もっとも未来への可能性をもつリーダー」だと自覚する
     係長・主任はリーダーとしてのデビュー戦。
     まだ結果責任は上司も一緒に負ってくれる。失敗を恐れずに思いっ切りやることができる

    ・地位を与えてもらっただけではうまくはいかない
     リーダーマッチ理論の「1:2:4」の法則
      「リーダーの権限・権威」よりも、「チームの課題」を明確化すると2倍影響力を発揮できる
      「リーダーの権限・権威」よりも、「メンバーとの人間関係」を構築すると4倍影響力を発揮できる
     なのでチームメンバーとしっかり話し合い人間関係を築き、
     このチームで何を成し遂げるのかを目標設定し、メンバーと共有することが大切。

    ・管理職への最終選抜にエントリーしたという意識を忘れない
     係長・主任は働き方のギアチェンジを求められる
     言われたことをやる社員から、考えて指示を出す側の社員になれるかどうか
     教えられる側から教える側に、組織として稼いでくれる側に
     管理職のポストに限りはあるし、全員がなれるわけではない。
     また無理に目指す必要もないが、肩書は無かったとしても、組織を率いる人材になる必要はある。

    ★3章:プレイヤー兼指導者の必勝コミュニケーション術
    ・メンバーに期待しすぎない
     期待しないという話では無く、期待しすぎないことがポイント
     メンバーの状況に気を配り、前提として期待しすぎず、できたら「絶対加点評価」でほめる。
     これにより、メンバーが育ち、前向きで成長志向のある組織を作ることにつながる。

    ★4章:これだけおさえよ!リーダー力
    ・結果ではなく、プロセスや方法を、常時チェック&修正しよう
     自分とチームの業績を出し、メンバーを育成し、さらに強いチームにする
     そのためには「結果」ではなく「プロセスや方法」をほめたり叱ったりする

    ・成功するまで担当を降ろさない
     失敗して終わらせない、バックアップの人間を追加するなどして、
     支援して乗り越えさせ、メンバーに成功体験を届けることで自分もメンバーも成長する。

    ★6章:背中を見せる現場リーダーの仕事術
    ・わかりませんは禁句
     絶対的な正解がない時代であり、考え、仮説を立て行動できる力が求められる
     すぐに分かりませんと言い、楽をする癖をつけると、売れない人材の第一候補となる。
     正解不正解はともかく、そこに至るまでの仮説を自分なりに考え尽くし、やってみる
     それを高速で繰り返せる人材が、買われる人材、伸びる人材である。

    ★8章:係長・主任の地力作りのルール
    ・これまでに最もお金と時間を使ってきたことに、さらにお金と時間を突っ込むといい
     自分がもっとも好きで得意な部分にさらに負荷を掛けることで、自分の突出した部分に磨きをかける。

    ★9章:係長・主任のキャリアのルール
    ・会社に「貸し」を作る
     人間関係、仕事関係、給与についても「常に貸し越し」状態をキープすべし
     最初に多くもらい過ぎるよりも、成功してから成功報酬でもらったほうがハッピーが続く
     「借り」が多い状態であれば、相手に依存してしがみつくことになってしまう。主体性を失う。
     「貸し」が多い状態であれば、自分優位に立てる。会社にとって失うと困る人材になるべし。

    <そこから何を学んだか(自分自身のオリジナルの意見)>
    ・管理職への最終選抜にエントリーしたという意識を忘れない
     係長・主任は働き方のギアチェンジを求められる
     言われたことをやる社員から、考えて指示を出す側の社員になれるかどうか
     教えられる側から教える側に、組織として稼いでくれる側に

    ・地位を与えてもらっただけではうまくはいかない
     リーダーマッチ理論の「1:2:4」の法則
      「リーダーの権限・権威」よりも、「チームの課題」を明確化すると2倍影響力を発揮できる
      「リーダーの権限・権威」よりも、「メンバーとの人間関係」を構築すると4倍影響力を発揮できる
     なのでチームメンバーとしっかり話し合い人間関係を築き、
     このチームで何を成し遂げるのかを目標設定し、メンバーと共有することが大切。

    ・結果ではなく、プロセスや方法を、常時チェック&修正しよう
     自分とチームの業績を出し、メンバーを育成し、さらに強いチームにする
     そのためには「結果」ではなく「プロセスや方法」をほめたり叱ったりする

    <それをどう活かすか(アウトプットによる実践経験の蓄積)>
    働き方のギアチェンジをする。自分が頑張るのではなくチームで成果を出すために試行錯誤する。
    新しいプロジェクトに取り組む際には、課題共有や人間関係の構築のためにコミュニケーションする。
    プロセスについて指導をしていくことで、仕事の成功確率を上げていくようチーム運営する。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.02

  • covayoung

    covayoung

    マネジメントに悩んでいる時に読んだ本。いくつかためになる事が書いてあったり、普段指摘されている理由がわかったりと、色々ためになった本。

    投稿日:2020.08.29

  • sakumi0624

    sakumi0624

    ○成功するトップは「いつ、係長、主任を卒業するかを決めていた」自身の大きな方向付けをしていた
    ○成功するトップは、限られた時間で楽をして、なおかつ誰にも負けないパフォーマンスを出したいというのを原動力にしている
    ○メンバーには期待しすぎず、できたことを「加点評価」で褒める
    ○相手の「自己重要感」を満たしてあげる。供給不足の「褒める側」にまわる
    ○結果ではなく、プロセスや方法を褒めたり叱ったりする
    ○相手が求めている課題やテーマをどう解決してあげられるかが日々自問すべきポイント
    ○「仕事は高級なゲームに過ぎない」という気持ちをもち、今回のゲームをメンバーと楽しんでステージクリアを目指す
    ○ツキや運はコントロールできる
    ○他人と比較しないことが、自分を強くし、ツキを呼ぶ
    ○立ち去った後の状態が汚い、片付けをしない人は、ツキや運をつかみにくい
    ○辞めたいと逃げ出す前に、もう一度目の前の職務に向き合ってみる
    続きを読む

    投稿日:2019.02.20

  • naoya42195

    naoya42195

    とにかく覚悟を決めてやるしかない、そうした者にしか味わえない人生のおもしろさがあるのだろう。

    「損得よりも好き嫌いを重視してみるとよい。リーダーののめり込み、ワクワク、情熱に人はついてくる。好きだからのめり込める。時間を忘れるような仕事が自分を育てる。長続きする、ライフワークになる。中毒症状に陥るくらいの、仕事に関係する追求テーマ・深掘りテーマを、何としても手に入れる。」続きを読む

    投稿日:2018.02.26

  • YS_shimicorn

    YS_shimicorn

    見開き2ページにルールは1つ。
    冗長にグダグダ書くんじゃなくて要点を絞って2ページに収められているので、読みやすい。
    読み手への配慮でしょう。
    事例や引用が適材適所で用いられ、また文章には小気味の良さを感じます。
    途中からのめり込んでしまいました。
    特に6〜8章が面白かったです。
    続きを読む

    投稿日:2017.01.29

  • mru0713

    mru0713

    仕事量と部下育成について課長と意見合わなくて腹立ったから、気持ち落ち着けるために読んだ。結構マーカーで線引いた。気持ちリセットして、明日から働こうと思えた。

    投稿日:2015.07.22

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