【感想】恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで

春日武彦 / 中公新書
(29件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
3
10
7
6
1

ブクログレビュー

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  • 渡会淳史

    渡会淳史

    中平卓馬の「赤ん坊がはじめて見る世界」のような写真がどんなものか気になって検索したらちょうど今日から大規模な回顧展が始まるらしい。たまたますれ違った車のナンバが自分の誕生日と同じ、よりも確率の低そうな偶然である。
    怖くはないけど。
    先日、美の巨人たちで立原道造とヒヤシンスハウスを見て、篠田真由美の「風信子の家」を読み返したと思ったら、本書でも言及されていて、こっちもちょっとした符号を感ずる(単に過去の経験があるからそこに引っ掛かっただけかもしれないけど)。
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    投稿日:2024.02.06

  • naluカズ

    naluカズ

    なかなか面白かった。色んな作品の恐怖を感じるポイントがピックアップしてあって、アレコレ摘み食いしながら楽しく読み進められた。自分の事となると、死と死体を切り離して考えちゃう節があるって言うのは妙に納得した。続きを読む

    投稿日:2024.02.06

  • 空母ポンタヌフ

    空母ポンタヌフ

    ホラー好きとして面白く読めた。ただ「恐怖の正体」というタイトルはやや仰々しい印象で、どちらかというエッセイテイスト。引用元がホラー小説や古い映画が多く、ホラー好きの人が読むと個々人のなかのホラーウィッシュリストが増えること間違いなし。ブログを読んでいる感覚で読める筆致でとてもよかった。続きを読む

    投稿日:2024.02.04

  • kun92

    kun92

    恐怖の味噌汁。

    咄嗟に浮かんだタイトルだったがもちろん関係はない。
    精神科医師の、恐怖にまつわるエッセイみたいなもんだな。恐怖やグロテスクについての定義めいたものはあるが、それを評価軸として、筆者の感じる「恐怖」について語る感じ。
    それだけつっちゃそれだけなのだが、小説や映画などに造詣が深く、具体的にあれやこれや触れてくれるのが面白いかな。

    恐怖の瞬間には恐怖を感じない、と言うのはなるほどだな
    続きを読む

    投稿日:2024.01.23

  • 祥

    人はなぜ蠢く虫や閉所や密集する群れなどの、直接、身に危険を及ぼさないものにまで恐怖を感じるのか。精神科医であり作家である著者が、さまざまな恐怖に焦点を当て、正体をさぐるもの。

    まず、心理学や脳科学などから恐怖の理由を導き出すものではありません。他の方の感想にもあるように、著者の恐怖体験などをもとに、様々なタイプの恐怖についてまじまじと見つめていく、エッセイのような内容です。
    著者が本書で述べているように、人によって何をなぜ怖いと思うのかが異なりすぎて、理由が「一概には言えない」ためエッセイのようなスタイルになっているのかな。
    何か科学的に恐怖の正体を暴いてほしいと期待して手に取ると「ちょっと思ってたんと違う」となるかもしれません。(私はそう思った方)

    一概に断じることができないほど「恐怖」は人それぞれ。自分が何を怖いと思うかに、自分の人間性の一部が表れていると思うと、怖いと思うものを改めてまじまじ見つめてみたいような、やっぱり怖いような……。
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    投稿日:2024.01.11

  • bishop-ms

    bishop-ms

    精神科医である春日武彦氏の著作
    学術的アプローチがあるのかと思い、手に取ってみたが、そのような試みは全くなかった
    氏の触れてきた映画、著作から恐怖体験を分類し紹介したエッセイに近い
    入り込みやすいのかも知れないが本書自体は薄味に感じた
    紹介されている作品には興味の惹かれるものが多々あり、それは収穫だった
    続きを読む

    投稿日:2023.12.31

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