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小原周子 / 講談社文庫 (4件のレビュー)
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真夜中
装丁のイラストからは想像できない婚活本。 本当の狙いを隠して子供のために、親同士が婚活をする。 留子さんも幸三さんも、ズレまくりでめちゃくちゃだけど これが人間なのかも。 なんだか悲しい読後感だった……もっとうまく行く道、あったのかもしれないのに… こういう斜め上の婚活本も面白い続きを読む
投稿日:2024.02.02
みちょはちゃ
このレビューはネタバレを含みます
留子さんの婚活 小原周子 ∞----------------------∞ 留子さんの婚活だけど、なるほど本当は息子の秋之のための婚活なんだなぁって読んでたら、ん?もしかして幸三さんの婚活なのか? 留子さんは寝たきりで話すことも出来ないの息子の介護と、その息子(留子さんの孫)の育児に明け暮れる。可愛い息子と孫のお世話は嫌じゃないんだけど、自分が世話を出来なくなったらどうなるのか、そのために息子に嫁を見つけることにした。 そして幸三さん。娘をダシに親の婚活パーティーに出かけると、そこには美しい留子さんが! まずは親同士が仲良くなりましょう。2人で映画。2人で温泉旅行。 いやいや有り得ない... 自分で何言ってるか、何やってるか分かってるのか? そんな感じで(どんな感じ?)2人は結婚することに!? みんなちょっとネジが1本外れてそうな感じで、留子さんも変なんだけどやっぱり幸三親娘がおかしすぎる。 留子さんのお金に目が眩んで、親の結婚にノリノリな香奈枝。 後半は我に返ってたけど、前半の幸三は誰にも増してヤバかった。 自分を見つめ直すとか我に返るって大事だなってつくづく思った。 留子さんの友人夫婦がグッジョブ! 2023/11/22 読了(図書館)
投稿日:2023.11.22
もちこ
子どもの代わりに親が婚活…というと、過保護でお節介な親の姿が思い浮かぶけれど、留子さんの目的はそれだけではなかった! 寝たきりの息子の介護をさせるために結婚相手を探す留子さん。そして貧乏でつまらない年…金生活から脱するために結婚相手を探す幸三さん。二人の利害が一致して、さてさてどうなる…?? 結婚というイベントに、人生の好転を期待しまくっている留子と幸三に、都合が良すぎるんじゃないかとヒヤヒヤする所もあり、最後まで目が離せない。 面白かった!続きを読む
投稿日:2023.08.28
Yasuyuki Suzuki
熟年婚活パーティー波乱含みの読み始めは、どうなる事かと読み進めて行くば予想だにしない意外な展開おもしろいおかしく、読む手が止まらず。抱腹絶倒の「婚活」小説をあなたもぜひ楽しんで読んでください。
投稿日:2023.08.19
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