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宇佐見りん / 河出文庫 (458件のレビュー)
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erinam
話題の時に、同年代の女性作家との事で読んだ作品。 読書から久しく離れていた私でも読み進めることのできる、ジェットコースターのような作品。 ただ感情移入が難しく、嵐のように展開が過ぎ去っていったので星2…つ、作者の他の作品も読んでみたい。続きを読む
投稿日:2024.06.02
もっち
他の本で引用されていたこと、作家ぎ若いと話題になったこともあり気になっていた本。 表現が面白いなぁと思いながら読んだ。私にはこれといった「推し」がいないため、推しという存在がいるだけで人生の彩りを自由…に変化させるのだと思った。 また金原さんの解説もよかった。続きを読む
投稿日:2024.05.30
hcha
推しにのめり込んだ事があるので主人公に共感できた点があって良かった 推しがいなくなった時のオタクはどうすればいいんでしょうね… 新しい推しを見つけるしかないんですかね 推しは推せるうちに推せと言われて…るので、推しはいつかいなくなる事が前提の存在なんだろうな続きを読む
投稿日:2024.05.28
k-hajime
2024.05.27 この世の中の生きづらさ。推しとは生きる糧。その喪失。生きるとはどれほど難しいことなのか。なかなか奥が深い。
サイパソ
推し活に心酔した女性の話 後半の展開は非現実的に思えたが、日常や感情の描写が生々しく、読み入ってしまった
よる
このレビューはネタバレを含みます
私にも「推し」がいる。その人の思想を愛しているから、その人から出力されるすべてを紐解いて、丁寧に正しく受け止めたい気持ちがよく分かる。 アイドルの応援は宗教とよく似ていて、「推す」は崇拝とほぼ同じだと思う。真幸くんのことを、背骨と表したのがとても素敵な表現だったし、推しがいない人生を「余生」と表したのも、すごく共感できた。 だけど、アイドルの像があまりにも薄っぺらくて、はじめから終わりまで共感できる箇所が少なすぎる。 まざま座は、アイドルってまあこんなもんでしょう。みたいなイメージを並べただけの存在に見えたし、真幸くんの印象も始終ぼんやりしていて、この人を好きになる気持ちが全く理解できない。あかりと一緒になって、ほとんど病んでるみたいな気持ちで解散コンを迎えたかったけど、生活のすべてを賭けるくらいの真幸くんの魅力が、あかりの視点を通しても薄っぺらく感じられてしまうのは致命的だと思う。 まざま座自体も世間的にどれくらい有名なアイドルなのか理解できていないまま、解散会見やドームでの解散コンサートが始まったので、アイドルを推したことのない人間が書くアイドルっぽいイメージ、がどうしても拭えない。 そもそも、ファンを殴ったくらいでSNSは炎上しない気がする。普段から人を殴りそうな危なげな雰囲気であるとか、アイドル活動によっぽど不真面目だとか、そういう部分がなければ、大体は殴った側と殴られた側のどちらに非があるかの大論争になるんじゃないか? 殴りそうにない、ならそれなりのイメージを感じさせる描写が真幸くんに必要だと思った。私には「女を殴ったと言われても、なんか意外性はないな」と感じられた。 また、あかりの「できない子加減」も結局何がどういう理由でそうなのか分からなかったし、あかりをそういう子にした意図も分からなかった。あかりという人間の「推し活」を通して、何を受け取れば良いのか、全く分からず、疑問を抱いて読んでたら、どこにも着地しないまま話が終わった。 そんな感じでした。
投稿日:2024.05.27
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