【感想】図書館のお夜食

原田ひ香, 花松あゆみ / ポプラ社
(221件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
21
50
117
17
3

ブクログレビュー

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  • komugi

    komugi

    率直な感想は、おとぎ話がすぎる。
    『夜の図書館とお夜食』というから深夜食堂や真夜中のパン屋さんみたいな感じを想像していたら全く違ったし、何よりお夜食が物語と全く関係ない。ちょっとでもエピソードと絡んでいたらまだわかるんだけど。
    極めつけはオーナー…もうツッコミどころがありすぎて。
    何だかまた続きそうな終わり方だけど、次はどうかな。

    唯一、オイルサーディン丼は懐かしくて久しぶりに作ってみたくなった。でもあの頃のバブル期と違って今高いんだよね、オイルサーディン(涙)。
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    投稿日:2024.05.20

  • まちゃこ

    まちゃこ

    この小説の内容はともかく…

    めちゃくちゃ感動したこと‼️‼️

    若い頃にずっと読んでいた、森瑤子さんのお名前が出てきたこと❤️
    大好きで、多分全部読んでる。トークショーにも行った。地中海クラブにもハマって、子供達連れて行った。
    「夜に家にいるからって安心しちゃダメよー。昼間のラブホテルは主婦で満室らしいよー」
    と、冗談で夫に言ったら、
    「森瑤子ばっかり読んでるから、そんなことを言うよねー」
    って、笑われたことも…
    そして、突然胃癌で亡くなったニュースで、呆然としたこと…


    オイルサーディン丼は、面倒くさい日によーく作ったし、家族もみんな大好きだった❤️

    思い出させてくれてありがと〜‼️‼️‼️
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    投稿日:2024.05.19

  • shizuku7

    shizuku7

    本と食が、つながるお話が好きなので。
    好きなことと仕事にすることはちがうと私も思っているので、私も本に関わる仕事は避けてしまいました。
    ラストがステキ。

    投稿日:2024.05.19

  • n.

    n.

    亡くなった作家さんの持って居た本が読める図書館。夜に営業してるのも、他と変わっていて魅力的に感じます。住み込みが出来るのも良い。一読者としては是非一度は行ってみたいとワクワクさせてくれます。

    お夜食は実際にある本に登場していた料理が出てくるので、その本も読みたくなります。

    そこで働く何気ない毎日を切り取っているかの様に想像出来ました。
    山あり谷ありなストーリーではないし、タイトルに期待しちゃうとお夜食描写が少なめに感じるかもしれない。
    あくまでメインは他とは変わった図書館でした。
    私には読みやすくて、何回も読み返したい。
    疲弊した心が、ぽこっと優しい気持ちになれました。
    図書館で借りましたが、これは本屋さんに買いに行かねばっ
    ………………………………………………………………

    主な登場人物
    ・樋口乙葉…母の本好きからの名前、東北出身
    ・オーナー…永遠の旅人
    ・篠木弓弦…170cm細身、図書館マネージャー
    ・木下…図書館カフェの賄い担当、銀座一等地の元喫茶店店員。彼のアイス珈琲は最高
    ・亜子…ぽっちゃり、手先が器用
    ・正子…細身、本の事はハッキリ、キッパリ!
    ・北里舞依…受付、黒髪サラサラ、空手優勝者
    ・渡海尚人…とある事情で3年勤務をオーナーと約束
    ・榎田みなみ…主人公と歳の近い明るい子
    ・徳田…主人公の半年前に入った、年功序列思考
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    投稿日:2024.05.13

  • Spica

    Spica

    亡くなった作家の蔵書を引き取り展示する、夜だけ開いている図書館が舞台。そこに雇われた者たちの事情、蔵書にまつわる謎、オーナーに隠された秘密、そして小説に出てくる料理たち。こんな図書館、本当にあったら年間パスポート買いますよ。登場人物達の人間像がまだまだぼやっとしたまま終わった感じ。もっと深く知りたいかも。装画がとても素敵だな、と思ったら「月のこよみ」と同じ方なんですね。続きを読む

    投稿日:2024.05.12

  • tuki1304

    tuki1304

    (2024/5/10読了)
    読後、まず思ったのは、「続く気満々じゃーん!」
    続編あるね、きっと。読後読者に考えさせる方向性の曖昧な終わり方じゃないし。
    登場人物それぞれの紹介を順にしているけど、説明を読んでる気持ちになる。話の流れが自然じゃないっていうのかな?だから人間的な深さを感じない。特に主人公が精神的に幼すぎる。
    お夜食も話の流れの中に溶け込んでない。
    原田ひ香さんって、こんな感じだったのかな?とても残念。
    着地点があると期待して、挫折せず最後まで読んだので星ふたつ。

    追記
    今、著者の他の本の感想を見返してみた。
    かなり以前に読んだ本が私には面白く感じていたようだ。
    あと2冊図書館に予約済み。それを読んで、この先を考えよう。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.10

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