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三津田信三 / 中公文庫 (14件のレビュー)
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LOVINSON
まず初めにこの本は幽霊屋敷3部作の最終話のようだ。(自分も知らずに購入したが…) 序盤で作者から説明があるように、この話から読み始めても問題ない内容になっている点は安心してほしいが、シリーズを通しての…伏線もあるようなので、折角なら「どこの家にも怖いものはいる」から読まれることをお勧めしたい。続きを読む
投稿日:2024.05.19
ゲゲゲ
このレビューはネタバレを含みます
モキュメントは映画でも大好物です。 故に、すごく楽しめました。 作中では 「前2作を読んでいなくても〜」 と、ありますが 絶対、前2作読んでた方が 楽しめたなぁと後悔です。 同系統で言えば 芦沢央先生の 「火のないところに煙は」が 単作で読みやすかったかなと。
投稿日:2024.05.18
Kazuko Ohta
母が亡くなってから2週間と少し。こんな話を読む心境ではないはずが、三津田さんにはスルスルと吸い寄せられ、母の遺影に見守られながら読みました。巷で大ヒットを飛ばしているいくつかのモキュメンタリーも読みましたが、やっぱり私は断然こっちが好き。なんとも言えない余韻があって、深い。 何かが一つずつ減っていたり増えていたりしたら気をつけよって、わざわざそういうのを見つけて数えてしまうじゃあないですか(泣)。ラスト3頁は『逆転美人』並みの労力を感じました。というのは『逆転美人』の藤崎さんに失礼ですかね(笑)。怖かった。
投稿日:2024.04.30
月乃
シリーズ第3弾! 三部作の最終巻です。 前2作が夢に出るほど怖い本だとしたら、本作はこれを読むことによって自分もこの恐怖体験の一員にさせられてるのではないかと不安にさせられるものでした。 「これなら…夜に読んでも大丈夫だったかな」って思いながら読んでいたのですが ラストの不気味さったら もう、、、、 さすがとしか言いようがありません。 怖すぎました笑 前2作に比べて派手な恐怖度は抑えられているものの、ものすごく不安で嫌な気持ちにさせられる名作です。 とても面白かったです。 そしてとても怖いシリーズでした。 もし再読するとしたら、今後は昼間にカフェで読むことにします。 怖すぎて家で読めません笑続きを読む
投稿日:2024.01.20
こまいぬ
今作もたっぷり楽しませてもらいました。 シリーズの2作目の前作を読んで無いのが悔やまれる。 繋がりはないとはいえ幕間でちょいちょい出てくるので読みたさUP。 探してるけどなかなかこちらではお目にかからず。 1章での屋敷の歓待ぶりはそれはもう厭なもの。 地下道でのシーンで厭さが頂点に!もう、最高です。 今作で幽霊屋敷3部作は完結らしいが、幕間でちらっとタイトルが出て来た今後の2作もぜひ読んでみたい。 と、思わせられてるのは実験のせいなのか? 今回も満足でした。 早く2作目と解説を担当された芦花公園作品も手に入れたい!
投稿日:2023.11.17
yu
単行本からの再読。シリーズの総まとめという印象が強かったです。ぜひとも作中で言及されていた残り2作も書いてほしいです。ラストが単行本から加筆されていて良かったです。
投稿日:2023.11.11
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